ふぁあ、まいった。
本日東京は24℃。
ちょっとブログをさぼってる間に桜が咲いちまった。
もういっぺんさぼったらひまわりが咲いちゃうかなあ・・・。
さて、過日、私は所要のため幕張へ出かけた。
あそこは何度行っても、非アジア的な広大な空間に癒されるんだよなあ。
別に潮干狩りに行った訳ではない。
で、今回はその帰り、東京駅地下の京葉線ホームから中央線ホームへの移動する時の話である。
ここはとにかく距離が長い。
たぶん1km以上、地下鉄なら2駅分、都電なら3駅分、バスならってもういいか。
地下からエスカレータを乗り継ぎ、動く歩道を数本乗り継ぎ、さらに八重洲から丸の内まで横断しなければならぬ。
体育会系の若者ならいざ知らず、普通の人やお年寄りなどでは、10分ほどかかってしまうのではあるまいか。
いや、途中道に迷い、駅中を彷徨い休憩をはさんで1時間ほどかかってしまうかもしれぬ。(やや大げさか)
しかししかし、私はこの日のために、じゃないが、この半年間、1日15,000歩ほどのウォーキングを続けており、歩くことにはいささか自信が出てきたところなので、ちょうど良い腕試し、ではなく足試しだと思った。
で、地下駅のエスカレーターから2本目の動く歩道まで立ち止まることなく、人をかき分けながらかなりのスピードで歩いてきたその時である。
何やら黒い物体が私を上回るスピードで横をすり抜けて行った。
なんだなんだ!
と私は一瞬ひるんだのだが、よく見るとそれは黒いコートを着たサラリーマンだった。
ううむ、おぬしやるなあ。
その歩きはどう見ても素人の歩き方ではなく、歩き方を極めた達人のようだった。(でも競歩じゃあないんだよねえ)
私はすぐさまスピードを上げ男の後を追った。
男は東京駅を熟知しているようで、いささかの無駄もない美しいコースどりに感心する。
私はつかず離れず一定の距離を保ちながら、“ふふふ、まだいくらか余裕あるぜ”と思いながら歩き続けた。
ユニクロを過ぎ、角の売店を左折し南コンコースへ。
と、男はコンコース終盤で右折しホームへの階段を駆け上り始めた。
私も“お、こいつも中央線かあ”と思いつつすかさず後に続いた。
階段を7分目まで上ったところで男のスピードが急に落ちた。
ん?
私はふと我にかえり上を見ると京浜東北線が出て行くところだった・・・。
ん?
あ、間違えた。
私は男を追ううちに中央線の一つ手前の京浜東北の階段を上ってしまったのだ。
何気ない顔をして階段を下り、隣の中央線ホームのエスカレータを駆け上った。
停車中の中央線に乗り込んだ時、息がほとんど乱れていない自分を褒めてあげたかった。
本日東京は24℃。
ちょっとブログをさぼってる間に桜が咲いちまった。
もういっぺんさぼったらひまわりが咲いちゃうかなあ・・・。
さて、過日、私は所要のため幕張へ出かけた。
あそこは何度行っても、非アジア的な広大な空間に癒されるんだよなあ。
別に潮干狩りに行った訳ではない。
で、今回はその帰り、東京駅地下の京葉線ホームから中央線ホームへの移動する時の話である。
ここはとにかく距離が長い。
たぶん1km以上、地下鉄なら2駅分、都電なら3駅分、バスならってもういいか。
地下からエスカレータを乗り継ぎ、動く歩道を数本乗り継ぎ、さらに八重洲から丸の内まで横断しなければならぬ。
体育会系の若者ならいざ知らず、普通の人やお年寄りなどでは、10分ほどかかってしまうのではあるまいか。
いや、途中道に迷い、駅中を彷徨い休憩をはさんで1時間ほどかかってしまうかもしれぬ。(やや大げさか)
しかししかし、私はこの日のために、じゃないが、この半年間、1日15,000歩ほどのウォーキングを続けており、歩くことにはいささか自信が出てきたところなので、ちょうど良い腕試し、ではなく足試しだと思った。
で、地下駅のエスカレーターから2本目の動く歩道まで立ち止まることなく、人をかき分けながらかなりのスピードで歩いてきたその時である。
何やら黒い物体が私を上回るスピードで横をすり抜けて行った。
なんだなんだ!
と私は一瞬ひるんだのだが、よく見るとそれは黒いコートを着たサラリーマンだった。
ううむ、おぬしやるなあ。
その歩きはどう見ても素人の歩き方ではなく、歩き方を極めた達人のようだった。(でも競歩じゃあないんだよねえ)
私はすぐさまスピードを上げ男の後を追った。
男は東京駅を熟知しているようで、いささかの無駄もない美しいコースどりに感心する。
私はつかず離れず一定の距離を保ちながら、“ふふふ、まだいくらか余裕あるぜ”と思いながら歩き続けた。
ユニクロを過ぎ、角の売店を左折し南コンコースへ。
と、男はコンコース終盤で右折しホームへの階段を駆け上り始めた。
私も“お、こいつも中央線かあ”と思いつつすかさず後に続いた。
階段を7分目まで上ったところで男のスピードが急に落ちた。
ん?
私はふと我にかえり上を見ると京浜東北線が出て行くところだった・・・。
ん?
あ、間違えた。
私は男を追ううちに中央線の一つ手前の京浜東北の階段を上ってしまったのだ。
何気ない顔をして階段を下り、隣の中央線ホームのエスカレータを駆け上った。
停車中の中央線に乗り込んだ時、息がほとんど乱れていない自分を褒めてあげたかった。