お彼岸の連休の箱根へ。（その7）

●強風のためテラスで朝食が食べられず残念。

前夜、ディナーの帰りにスタッフから、
明日の朝食は和食ですか？それとも洋食ですか？と聞かれたので、
洋食にします。と答えると、
インバウンドのお客様が40名ほどいらっしゃるので
混雑するかもしれません。とのことだった。

そのため、翌朝7時25分、
レストランのオープン前に私たちは並んだ。
先客は日本人のご夫婦が一組。

前回の宿泊時は晴天で、
屋外のテラス席で心地良く朝食をいただいた。
しかし、この日は曇天でかなり風が強く、
テラス席はクローズになっていて残念だった。
（強風のため、海賊船とロープウエーは運休になった）

窓際に着席した私たちはメニューを詳細に検討し、
前回同様フレンチトーストをオーダーした。（画像）

インバウンド客は先に20名ほど団体エリアに案内された後、
バラバラと数組が入店し、レストランの半分以上が占められた。
ラテン系と思われる彼らはとても行儀が良く、
心配した喧騒や混乱はまったくなかった・・・。


という訳で、ほぼいつもと同じルートとホテルを楽しんだ
箱根プチグータラ旅行は終了です。

（この項終わり）

お彼岸の連休の箱根へ。（その6）

●お隣のご夫婦が大変！

この日の夕食は宿泊プランに含まれているステーキディナー。

1階のフランス料理レストラン「ヴェル・ボワ」に入店すると先客は10組ほど。
こちらはリゾートホテルなので皆さんカジュアルな雰囲気。

カボチャのポタージュに始まり、
メインはサーロインステーキをいただいた。（画像）
スタッフは皆フレンドリーで会話が弾む。

満腹になったお腹をさすりながら部屋に戻ると、
お隣のご夫婦が浴衣で部屋の外に立ちすくんでいた。
伺うと、ルームサービスの食器をドアの外に置こうとしたら、
ドアが閉まってしまったとのこと。

急いでツレがフロントに向かい、
スタッフを連れてきて一件落着となった。
実は私もむか〜し、成田のホテルでやってしまったことがある。
ちょっと恥ずかしかったな。

（その7に続く）

お彼岸の連休の箱根へ。（その5）

●ツツジの季節に泊まりたい部屋。

元箱根港からは、いつもの宿、
小田急山のホテルの送迎バスに乗車。
他には2組のご夫婦だけ。

ホテルの駐車場は満車に近かったが、
フロントは空いていてスムーズにチェックイン。
今回の部屋は1階の中央付近。
部屋の前にはテラスがあり庭園に続いている。
ツツジが見頃の季節には最高の眺めだろう。（画像）
でもその時期は既に予約で満室だろうし、
何より宿泊費が倍以上になるので我が家には無理だなあ。

（その６に続く）

お彼岸の連休の箱根へ。（その4）

●遅れてきたバスは超満員。

箱根旅行で便利なのは路線バスの本数が多いこと。
私たちが訪れるエリアでは概ね15分ごとに来るので、
わざわざ時刻表を調べなくてもちょっと待てば良い。

しかしこの日、ガラスの森美術館前のバス停には
桃源台行きのバスはなかなか来なかった。
事故でもあったのだろうかと心配していたら、
定刻を15分過ぎた頃やっと来たバスは超満員だった。
運転士さんにかなり遅れてますねえ。と尋ねると、
ええ、渋滞や色々ありまして。とのこと。
私たちは着席できずしばらくパイプに掴まることになった。
こんなに混むのは久しぶりだねえ。

バス車内前方の荷物置き場には
巨大なスーツケースが5、６個重ねられており、
それはその後、仙石案内所バス停で降りたアメリカ人ファミリーのものだった。
乗客たちはその後もバラバラと降車し、
見頃間近になっている仙石高原のススキの原までに
着席することができた。

バスが遅延したので、桃源台からの海賊船は
予定より一本後に変更せざるを得なかった。
すでに乗船券売り場には、
インバウンドツアーの乗客が長い列を作っていた。
でもこっちは特別船室だから混まないもんねえ。

芦ノ湖は風が強く湖面はかなり波立っていたが、
海賊船は無事元箱根港に到着した。
（画像＝特別船室からの眺め）

（その5に続く）

お彼岸の連休の箱根へ。（その3）

●美しいガラスのススキ。

桃源台行きバスは順調に進みガラスの森美術館に到着した。
入口付近はやはりインバウンド客が多かった。

いつものように庭園をぐるりと散策。
そろそろ秋バラが咲いているかと思ったが咲いておらず。
でも庭園中央に美しいガラスのススキがあった。（画像）

水車小屋の売店を覗いたらローズジャムがありちょっとそそられたが、
何かとセットになっていたので買わなかった。
単品販売していたら買ったんだけどなあ。

いつも立ち寄るレストランはちょっと混んでいたので今回はパス。

この後、桃源台行きのバスがなかなか来なかった。

（その４に続く）

お彼岸の連休の箱根へ。（その2）

●箱根湯本は空いていた。

湯本駅のデッキから国道1号線を見下ろすと、
連休前日だったこともあり、渋滞はなくスムーズに流れている。
商店街を歩く人も少ないようだ。

私たちは駅前のルノアールで小休止。
こちらの店内も空いていた。

その後、あじさい橋の横から早川の河原に降りてみた。
数日前の予報では雨が降るかもしれなかったが、
ちょっと雲が多いものの青空も見え（画像）、
いい旅行になりそうな予感がした。

今回もいつもとまったく同じコース。
私たちは湯本始発の桃源台行きバスに乗車した。

（その3に続く）

お彼岸の連休の箱根へ。（その1）

●JR新宿駅の駅弁屋の品揃えがちょっと増えたよう。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いもので、
あっという間に9月も下旬になってしまった。

スポーツでは、MLBドジャースの大谷選手が、
史上初の50ホームラン、50盗塁を達成した。
難しいと言われるパワーとスピードの両立を
高い次元で成し遂げた大谷選手には驚くしかないし、
さらに記録を伸ばしてほしい。
これからはドジャースのメジャー優勝を目指すことになるし、
来年はピッチャーとしてもカムバックするので楽しみばかりだ。

さて、そんな折り、お彼岸の連休を利用して我が家はまた箱根に出かけた。

まずはJR新宿駅構内の駅弁屋へ。
しばらくぶりの店内はインバウンド客を中心にかなりの混雑。
品揃えが以前より3割ぐらい増えたようで迷ってしまう。
結局私は「信州大人の牛めし」を、
ツレは旭川の「ホタテステーキ牛すき重」を購入した。

小田急ロマンスカーホームに移動すると、
やはりインバウンド客が目立ち、
アメリカ人らしいファミリーが多かった。
今回のロマンスカーは30000形EXE。
車内は7割ほどの乗車率で空いていた。

いつものように多摩川を渡り始めたところで駅弁をいただく。
私の牛めしはご飯に野沢菜がかかっており、そこは美味しいのだが、
牛の味付けがちょっと薄く物足りなかった。（画像）
ツレのホタテステーキ牛すき重は、
ホタテ好きのツレには絶品だったようで、
次回もこれを買いたいと絶賛していた。

ロマンスカーは無事箱根湯本に到着。
ホームは空いていた。

（その2に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その8）

●秋になったらまた来よう。

庭園の端まで歩くと小さなバラ園があった。（画像）
もう見頃は過ぎていたが満開のツツジと重なる時期があるのかもしれない。
でもその時期は多くの観光バスが来るほど混雑するので
ゆっくり鑑賞することは不可能だろう。

バラ園の前には小さなチャペル。
こんな素敵なホテルで式ができたらどんなに嬉しいことだろうか。

こちらは私たちにはちょっとお高いので毎月来る訳にはいかない。
次は秋かな。
ハワイに行く前にまた戻って来たいな。

という訳で、お気に入りの美術館やホテルに癒されたプチ箱根旅行でした。

（この項終わり）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その7）

●朝はかなり涼しい。

朝食中に吹いていた風はかなり涼しく、
体感では22〜3度ぐらいか。
軽井沢とどっちが涼しいかなあ。
猛暑の東京に帰るのかと思うとゾッとした。

食後は腹ごなしのお散歩。
芦ノ湖に向かってなだらかに傾斜した庭園の小径を歩く。
有名なツツジはシーズンオフでも綺麗に手入れされていた。
紫陽花の小径もあるが見頃は過ぎていた。
芝生広場にはベンチがあった。（画像）

もう少し奥まで行ってみようか。

（その８に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その6）

●朝食は屋外のテラス席で。

かつてハワイの定宿だったニューオータニカイマナビーチホテルでは、
毎朝食をハウツリーラナイという、ビーチと隣り合わせの、
開放感抜群のレストランのテラス席でいただいていた。
しかし、最初の頃は空いていたのだが、
エッグベネディクトが美味しいと次第に人気が出て、
ついにホテルの宿泊客も行列に並ばなければならなくなってしまった。

なあんていうことを思い出しながら、
オープンの10分前にレストランに行くとまだ誰もいなかった。

オープンするとスタッフが、テラス席もありますよ。
ということなので試してみることにした。
爽やかな風が吹いていて鳥の囀りが心地良い。
まるでハウツリーラナイのようだね！
ビーチはないけど眼下には芦ノ湖が見える。

私たちはメニューを詳細に検討し、
宿泊についているスタンダードメニューの中から
フレンチトースト選択した。（画像）
BEERENBERG（オーストラリア産）というミニジャムが付いてきたので塗ってみたら
これが美味しいのなんのって。
ホテルの売店で売っているのかを訪ねたら、
残念ながらありませんとのことだったが、
どこかで売ってるかなあ。

（その7に続く）