近頃は“品格”ブームである。
藤原正彦先生の「国家の品格」がベストセラーになったことにより、
“品格”を題名に含む著書が氾濫しているのだが、
そもそもそういう風潮こそ“品格”に欠けるのではないか。
そして駅にも“品格”というものはあるのだろうか。
本日私はひさびさに新宿に出かけた。
帰路はJR新南口から入場し、16番線の総武線下りホームに向かった。
コンコースからホームに降りるエスカレーターの手摺りには、
大きな黄色い文字で“手すりにおつかまりください。”(抗菌処理)などというプリントがされており、
ここでまず、駅の“品格”というものが気になった。
さらに三鷹方向に進み電車を待つ。
すると頭上のスピーカーからさまざまなアナウンスが流れてくるのだが、
その音量が尋常じゃなく大きいのである。
それはもはやスピーカーの能力を超え完全に割れているのだ。
スピーカーはBOSEの101MMのようで、
最大入力がかなり大きいモデルのはずなのに、
出力に相当なパワーのアンプを使っているのだろう。
私は“闘う哲学者”中島義道さんほどアナウンスを否定してはいないが、
ちょっとやりすぎではないか。
新宿駅は巨大でホームが多く電車もひんぱんに出入りするため、
それに負けまいと大きくなってしまったのだろうか?
他の乗客は気にならないのだろうか?
JR新宿駅は東京駅に次ぐ日本の顔であると思うのだが、
そこでこれでは・・・。
駅に“品格”があるとすれば最低であろう。
藤原正彦先生の「国家の品格」がベストセラーになったことにより、
“品格”を題名に含む著書が氾濫しているのだが、
そもそもそういう風潮こそ“品格”に欠けるのではないか。
そして駅にも“品格”というものはあるのだろうか。
本日私はひさびさに新宿に出かけた。
帰路はJR新南口から入場し、16番線の総武線下りホームに向かった。
コンコースからホームに降りるエスカレーターの手摺りには、
大きな黄色い文字で“手すりにおつかまりください。”(抗菌処理)などというプリントがされており、
ここでまず、駅の“品格”というものが気になった。
さらに三鷹方向に進み電車を待つ。
すると頭上のスピーカーからさまざまなアナウンスが流れてくるのだが、
その音量が尋常じゃなく大きいのである。
それはもはやスピーカーの能力を超え完全に割れているのだ。
スピーカーはBOSEの101MMのようで、
最大入力がかなり大きいモデルのはずなのに、
出力に相当なパワーのアンプを使っているのだろう。
私は“闘う哲学者”中島義道さんほどアナウンスを否定してはいないが、
ちょっとやりすぎではないか。
新宿駅は巨大でホームが多く電車もひんぱんに出入りするため、
それに負けまいと大きくなってしまったのだろうか?
他の乗客は気にならないのだろうか?
JR新宿駅は東京駅に次ぐ日本の顔であると思うのだが、
そこでこれでは・・・。
駅に“品格”があるとすれば最低であろう。