ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

ボーカリストに最適なのど飴発見!

2024-03-15 09:53:05 | コンガ(バンド活動)
●フレディー・マーキュリーへの道は遠い。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いもので、
あっという間に3月も半ばになってしまった。

ついこの間までは雪が降るほどの寒さだったが、
この週末は全国的に気温が上昇傾向で、
桜の蕾も一気に膨らみそうだ。

そんなおり、我がバンドのボーカリストが
一身上の都合で辞めてしまった。
歌が上手くいい奴だったのに残念だ。

では後任はどうしようかということになり、
ギタリストの知り合いはどうかという話が出たが、
ボーカルスクールをやっているほどで我がバンドには上手すぎる。
じゃオーディションでもして選ぼうかという話も出たが、
大勢来たら面倒だし、来なかったら悲惨だ。
じゃ、お前やる?と私に指名が来てしまった。

えっ?オレ?
ロックは高校時代のバンドでちょっとだけ歌ったことあるけど、
もう50年近く歌ってないぜ。

知ってるよ。同級生じゃん。
うまい奴がいるなあと思ってたんだよ。
お前が歌えば全員が同級生で完結するんだよ。
(辞めたボーカリストはギタリストの旧友で10歳下だった)
今コーラスもやってるじゃん。とギタリスト。

嬉しい言葉ではあるが、
一応オリジナル曲のCDも作ったバンドのボーカリストに私がなれるのか?
しかし、他のメンバーもそうだそうだと言うので、
いやあ無理だと思うけど3ヶ月ぐらいやってみっか。となった。

その日以来、ネットで見つけたボイストレーニングを
毎日欠かさず続けていて、すでに何度かバンド練習でも歌ってみたが、
当然のことながら、前のボーカリストには叶うわけもなく、
なんとか早く上手くなる方法を探している。

そして見つけたのが「ボイスケアのど飴」だ。(画像)
カンロ製ののど飴はあの国立音大共同開発で、
「全国の合唱団を応援!」と書いてある。
舐めてみると、なるほど喉がスッとしていい声が出せそうだ。
なかなか出ない高音部も出せるようになるかもしれない。

いずれはフレディー・マーキュリーのようになれるのだろうか?
いや、なれないだろうなあ。


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3年半ぶりのライブが無事終了。

2023-07-10 09:16:19 | コンガ(バンド活動)
●今年前半の区切り。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いもので
あっという間に7月も中盤に差し掛かってしまった。

関東の梅雨はもう明けたかのような毎日だが、
九州、四国、中国地方では梅雨末期の大雨が続き、
災害も発生している。
どうか被害が最小限で済むようにと祈るばかりだ。

そんなおり、私がコンガで参加しているバンドが、
吉祥寺で3年ぶりのライブを行った。
場所は吉祥寺の"M”というライブハウスで、
誰もが名前を知るアーティストも出演する老舗。
バンドのギタリストのお師匠さんが定期的に出演している縁で
こちらに出演できることになった。
名目は昨年末に発表したミニアルバムのお披露目。

3年ぶりということで、
数ヶ月前から練習を重ねてきて、
知り合いの二つのバンドとともに、
それぞれ40分ほどの持ち時間で、
アルバム曲を中心に披露した。
お客さんは50名ほどだったろうか。
かなり盛り上がっていただき感謝感激だった。
やっぱりお客さんの反応が直に分かるライブは気持ちい良いもんだ。

今後も定期的にライブをやっていきたいなあ。

(画像は楽器をセッティングしたところ)
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人生初のレコーディング体験。(その11)

2022-12-26 16:52:34 | コンガ(バンド活動)
●ようやくCDミニアルバムが完成、そして音楽配信も。

長いレコーディングの末、音源はできたが、
まず、アルバムタイトルをどうするか?
という問題が発生した。

普通は収録曲の中から、
メインとなる曲のタイトルを
そのままつけることが多いし簡単明瞭だ。

しかし、作詞をおこなったベーシストから、
1曲のタイトルをそのまま使うと、
アルバム全体を表現できないとか、
俺たちが育った地域性を出したいなど、
贅沢な要望が出た。

すると他のメンバーからも、
俺はこれがいいとか、
僕はこっちがいいとか
100以上のタイトル案が噴出し、
収拾がつかなくなってしまった。

これはすべてメールでのやり取りで、
実際に会って相談すればもっと早くに
決まったのかもしれないが、
レコーディング後はなかなか会うチャンスがなかった。

レコーディングから2ヶ月近くが経過した。

すると、ギタリストから、
実は早々にアルバムを紹介したい人がいる。
後々色々サポートしてくれるかも知れない大事な人だ。
とのこと。

そのため、タイトルやCD制作、
その他諸々に関して緊急ミーティングを開いた。

そして、ようやくすべてが決定した。

ジャケットデザインは本職の私が担当した。(画像)

まずサンプルCDを20枚ほど手作りし各所に配った。
そしてさらに本番CDを100枚ほど作り、
各所に配るとともにライブ後に販売する予定。

音楽配信は、Youtubeや、iTunes store、Amazon、Apple music、
他で始まっている。

先日は、ベーシストの同級生がDJを務める、
京都発のFMGIGというFM番組で、
バンドの簡単な紹介とともに
「化石の恐竜」を1曲だけ流していただいた。

来年3月にはライブを開催予定。
さらに、夏には10曲収録のフルアルバムを制作予定となっている。

以上、私のレコーディング初体験で作った
つたないミニアルバムですが、
興味とお時間のある方は、お手数ですが、
ぜひ検索してお聴きください。
(私のコンガやタンバリンは、たまーに聴こえます)

(この項終わり)











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人生初のレコーディング体験。(その10)

2022-12-26 12:00:52 | コンガ(バンド活動)
●いよいよ最終工程。

レコーディング4回目はミックスダウンだ。

高校卒業後45年経って結成した同級生バンドが、
オリジナル曲を記念碑として残し、
ライブバンドから一段階レベルアップするために始まった
レコーディングもこの日が最後。

これまでに録音してきた音源のすべてを、
1小節ごとの細部までチェックし、
曲順や曲間の長さ、音量、
左右のバランスなどを決めていく。
この作業は、豊富な経験を持つギタリストと、
阿吽の呼吸で応えてくれるエンジニアが
いるからこそできることだ。

エンジニアはバンドの要求を聞きながら、
真剣な眼差しでコンピューター画面を追い、
マウスを忙しなく動かしていった。(画像)

ちょっと修正しては聴き、
さらに修正しては聴く。
これもまた集中力の強いられる作業だ。

そして、この日も午前中から始まった作業は、
日が暮れてしばらく経ってから終了した。
延べ40時間近くに及ぶレコーディングだった。

ハイ、お疲れ様でした〜!

かなりいいものができたと思うよ。
と、ギタリスト。

この瞬間、
私には安堵感、達成感、満足感が溢れてきた。
みんなも同じようだ。

ふぅー。やりきった〜!

まるでマラソンを完走したような気分だ。
(やったことないけど)

音源は完成したが、
この後、アルバムタイトルはどうするのか、とか、
制作枚数は何枚にするか?
音楽配信は?とか、
さまざまな問題が出てきた。

(その11に続く)







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人生初のレコーディング体験。(その9)

2022-12-26 09:32:26 | コンガ(バンド活動)
●ここからが重要な作業。

3回目のレコーディング。

2回目までにドラム、ベース、コンガ、ギター、ボーカルと
基本部分のレコーディングが終わった。

さらに、ギタリストが自宅で録音したギターが、
前回の録音に被せてあり、より深い曲になっていた。
これはギター音源をネットでスタジオに送信し、
コンピューターで合成したもの。
いやあ、便利な時代になったもんだ。

ここから先はきちんとしたボーカルとコーラスを入れたり、
全体を見ながらタンバリンや小物の録音、
そしてバランス調整などを行なっていく。

私は午前中仕事があり1時間の遅刻。
レコーディングは毎回、録っては聴き録っては聴きの繰り返しで
あっという間に時間が過ぎていくため、
午前10時頃から19時頃までかかってしまう。
普段は5時間ほどしか仕事をしない私にとってかなりシビアだ。

この日のボーカリストは気合が漲っており、
これまでになかった声の張りが感じられた。
コーラス部分もよく考えてあり、
それぞれの曲がより良く聴こえるようになった。
ライブでは私がコーラスを歌うのかなあ。
練習しなければ。

ボーカルが無事終了した後は、
私がタンバリンやトライアングル、
ウィンドチャイムなどの小物を録音した。

次回はいよいよ最終のミックスダウンだ。

(画像はモニタースピーカー。
さまざまな環境で聴かれることを想定し、ラジカセも置いてある。)

(その10に続く)




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人生初のレコーディング体験。(その8)

2022-12-25 20:33:35 | コンガ(バンド活動)
●ボーカリストはサラリと流す。

この日のトリはボーカリスト。

ギタリストが30年前のメジャーデビューで誘った彼は、
私たち同級生よりもちょうど10歳下になる。

彼はその後一般企業に就職し、
今は重要な役割をこなしながら
我がバンドに参加してくれている。

彼のすごいところは、
ベーシストが書いた詩を
割と短期間で覚えやすいメロディーに
仕立て上げる能力だ。

まだあと2回レコーディング日があるので、
この日はマスクをしながらポイントをチェックするように
軽く流していたが、やはりその着目点は鋭い。
同じ箇所を何度も歌い直しては、
コーラスの入れ方などを思案していた。

いよいよ来週は全体のサウンドチェックだ。

(その9に続く)
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人生初のレコーディング体験。(その7)

2022-12-25 18:10:49 | コンガ(バンド活動)
●ギタリストの職人気質に感心。

私の次はギタリストだ。(画像)

彼は音楽の道に進んでから、
数えきれないほどのレコーディングをしてきているし、
自宅にも立派な録音設備があるので、
ここでの演奏にはさほど力は入っていないようだった。

それでも気になる箇所や新しいアイデアが浮かぶたびに、
何度も演奏をやり直しチェックにも余念がなかった。
それはまるで伝統工芸か何かの職人のようで、
未経験者である私とベーシストは、
感心しながら眺めるしかなかった。

この日もあっという間に時間が過ぎ、
朝から始まったレコーディングは
夜に差し掛かろうとしていた。

そして最後にボーカリストが歌うことになる。

(その8に続く)


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人生初のレコーディング体験。(その6)

2022-12-25 15:20:53 | コンガ(バンド活動)
●私の出番は意外にあっけなく終了。

ライブとレコーディングではどちらが緊張するか?
これは圧倒的にレコーディングだ。(私の場合)

なぜかといえば、
ライブは目の前に観客がいて一体化できるし、
あまりシビアに聴いている人はおらず、
ちょっとのミスはご愛嬌ということになる。
(これまでのライブ経験)

しかし、レコーディングでは、
全員及びエンジニアが耳をダンボにして聴いているし、
ちょっとのズレもコンピュータに感知されてしまう。
特にコンガのようなアコースティックな打楽器は、
ちょっとしたタッチの差で音色が変わってしまうので、
同じ音色を出し続けるのは非常に難しいのだ。
デジタルで修正できることは分かっていたが、
なるべくそのお世話にはなりたくなかった。

しかし、出番までの1週間は仕事が忙しく、
練習する時間が取れなかった。

そして、あっという間にその日が来てしまった。

ドラマーは腰を悪化させこの日は来なかった。

自前のコンガをケースから取り出し、
所定の位置にセットする。
ライブではあまり気にしないチューニングを
入念に行った。

次第に緊張が高まっていく。

でも私は本番に強いのだ。
と自分に言い聞かせる。

実際、これまでのライブでは、
常に練習よりもうまくやれていたと思う。

そしてレコーディングが開始された。

力を入れるな、脱力しろ。
自分に言い聞かせる。

アップテンポの1曲目がなんとか終了した。
そしてサウンドチェック。
録音ブースの中でみんなの意見を聞く。

すると、ギタリストから、
サビの前に派手なおかずが欲しいねえ。
と勝手な希望が出た。

私はフレーズを瞬時に考えながら、
腕の動きを確認した。

OK!
じゃ、その箇所の1小節前からもう一度出してください。

自分でも驚くようなフレーズを出すことができた。

また、録っては聴き録っては聴きを繰り返してゆく。

そして、2時間後、私の出番が終了した。

いやあ、良かったよ〜!
の声にホッとした。

コンピュータでもズレは一箇所も見当たらなかった。

(その7に続く)






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人生初のレコーディング体験。(その5)

2022-12-25 14:53:38 | コンガ(バンド活動)
●デジタル録音は超便利。

レコーディング未体験のベーシストの
録音が開始された。

彼はかなり緊張しているよう。

1曲終わったところでサウンドチェックをしてみると、
リズムが微妙にずれている箇所があった。
だが、デジタル録音は便利なもので、
コンピューター画面には1秒の数分の1までズレが表示され、
マウスをちょっと動かすだけで瞬時に修正ができてしまうのだ。
音程も同様で、音の高低の微妙なズレは簡単に直ってしまう。

結構名の売れているアイドルなどは、
こういった修正だらけらしく、
ライブが心配になるという。

また、録っては聴き録っては聴きを繰り返してゆく。
レコーディングは長時間の集中力が必要なのだと分かった。

そして数時間後、ようやくベーシストの録音が終了した。
朝10時過ぎから始まったレコーディングは、
20時近くになっていた。

来週はいよいよ私の出番だ。

(その6に続く:画像はレコーディング機器の一部)




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人生初のレコーディング体験。(その4)

2022-12-25 12:34:41 | コンガ(バンド活動)
●録っては聴き録っては聴き。

ドラマーは高校以来、
さまざまなバンドをずっと続けてきており、
ビートルズからジャズまでレパートリーも広い。
中にはプロ志向のバンドもいくつかあったようで、
レコーディング経験もある。
バンドの足腰を固めてくれるありがたい存在だ。

彼は超几帳面な性格で、楽譜は注意書きだらけ。
ラフ演奏とクリック(デジタルメトロノーム)を聴きながら、
無難にたたけているようだ。

そして1曲終わるごとにサウンドチェック。
何小節目の何拍目が気に入らないからもう一度。
といった具合で着々と進んでいった。

彼の腰の具合が心配だったが、
なんとか4曲叩き終わり放心状態。
素晴らしい演奏にみんなから拍手が起きた。

そして次はベーシスト。
彼も音楽活動は長いが、
レコーディングは今回が初めてだ。

さて、うまくいくだろうか。

(その5に続く)
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