ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

2008年最高のCDがもう出ちゃった。

2008-01-17 20:42:34 | CDレビュー
いやあ、だんな、いいもんめっけましたぜ。
こりゃあ新年早々縁起がいいや。
てんで、それは何かというと、

“FUNK THIS” Chaka Khanだあ!

何を隠そう私は70年代からチャカカーンの大ファンで、
まだルーファスをやってた頃にはバンドでコピーもやっちゃったりしてたぐらい。
もちろんレコードもCDもほとんど持ってるよーん。
最近はとんとご無沙汰だったんで、どうしちゃっただろ?なんて心配してたんだけど、
さっきヨドバシカメラのタワーレコードをのぞきに行ったら見つけちゃったのだ。
で、スキップしながら戻ってきて聴いてみたら、これがいいのなんのってもう最高!
さいこーーーー!!!!
プロデュースがジミー・ジャム&テリー・ルイスだとか、ゲストがメアリーJ、プリンス、マイケル・マクドナルドだとかなんて、そんなの関係ねえ!のよ。
ひっさびさにチャカらしい、ホントにファンキーな音楽がいっぱい詰まってるし、テイストも70年代から現代までいろいろで、ファンはみんな泣いて喜んでるんじゃないかな。
くぅーっ!

今年の一番はもうこれに決定!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月のCD(その3)「MINAKO 2 Live」吉田美奈子

2006-06-16 14:24:49 | CDレビュー
「絶品のライブに酔いしれる。」
このコーナー“今月のCD”とはいうものの6月はこれで2回目だし、紹介するCDはすべて70年代のものになってしまったので、タイトルを“懐かしの名盤”にしようかなあなんて考えてたりして・・・。今回もその例に漏れず70年代の超名盤「MINAKO 2 Live at SunPlaza Hall Oct.3.1975」吉田美奈子 1975年。70年代に台頭したミュージシャンは、内外を問わず、その資質が本物であるかを証明するべく現在でも第一線で活躍する人が多い。もちろん吉田美奈子もそのひとりで、現在ではもはやカリスマに近い存在だ。その独特の歌声も魅力だが作詞力も相当なもので、自作には留まらず、山下達郎の初期の作品にも多数の傑作がある。さて、本作はタイトル通り、1975年、中野サンプラザホールで行われたワンマンライブで、ねばりのある野太い高音の歌声が、まだ初々しい。自作曲はあまりないが、まずはChaka Kahn&Rufusの名盤「Rufusizd」に収録の、“Once You Get Started”でスタートし、はっぴいえんどメドレー、Ain't No Mountain High Enoughなど名曲ばかり。バックミュージシャンも村上秀一、伊藤銀次、矢野顕子、山下達郎、大貫妙子、ハイファイセットなど超一流。このコーナーでは毎回書いてしまうのだが、今聴いてもまったく違和感はないし、日本人でこれほどの表現力を持つシンガーは残念ながら少ないのではないか。ちなみにジャケットの“煙”は、頭文字に“マ”がつく、吸ってはいけないものらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月のCD(その2)「aja」Steely Dan

2006-06-03 15:54:48 | CDレビュー
「天才と名人達のコラボレーションを楽しむ。」
某日、吉祥寺の某所でカレーを食べていると、曇った、安っぽい音がするスピーカーから、聞き覚えのあるメロディーが流れてきた。それは懐かしいなどというものではなく、身体の奥に染みついてしまったメロディーだ。「aja」Steely Dan 1977年発売。もう30年も経っちゃったんだよ!ロックやジャズ、ソウルがそれぞれのジャンルを越え、混沌と融合の黎明期にあった当時、現在はすでに伝説となっている名盤が多数生み出された。本作はその中にあっても出色の1枚で、とにかくもうホントにすり切れるまでレコードを聴いたものだった。ドナルド・フェイガン、ウォルター・ベッカー、ゲイリーカッツという作り手の天才達。ラリー・カールトン、リー・リトナー、チャック・レイニー、バーナード・パーディー、ジョー・サンプルやウエイン・ショーター等という表現の天才達。さらには音楽のみならずジャケットを創造するカメラマンやデザイナー・・・。魂の結晶。今まさに本作を聴きながら本項を打ち込んでいるがとても30年前の作品とは思えないし、これまで本作を越えた作品などほとんどないのではないか。これも無人島に持って行こっと。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月のCD(その1)「Who is This Bitch,Anyway」Marlena Shaw

2006-04-22 19:00:05 | CDレビュー
私は読書と同じぐらい音楽を聴くことが好きだ。読書と同じようにこれまでウン十年、相当な数の音楽を聴いてきた。がしかし、レビューを書いたことは一度も無く、その感想は脳味噌にため込んであるだけだ。歳を重ね脳味噌の空き容量が残り少なくなったこともあり、書評とともに音楽についてもこのスペースに書いてみようと思う。私の好きなジャンルはおもに洋楽・邦楽を問わずジャズ・ロック・ソウルと、大きな声では言えないがJ-POPも少々。あらかじめお断りしておくが最近のものはあまり聴かないのでよく分からない(最近とは90年代以降を指す・・・古すぎか・・・。)。で、記念すべき第一回は、「Who is This Bitch,Anyway」Marlena Shaw。先日、吉祥寺のライブレストランでバンドが最初に演奏した曲が、このアルバムに収録されている“Feel Like Makin' Love”(元はロバータ・フラック)だったので、いきなり、「おおっ」と感激してしまった。発売は1975年。当時私はアマチュアバンドでドラムを担当しており、レコードを購入する際の基準は、アルバムの制作者本人というよりは、バックのドラムは誰か?ということだった。私の目当てはハービー・メイソン、バーナード・パーディーなど。同僚のベーシストも同じように、チャック・レイニーなどが参加している作品を、それこそ目を皿のようにして探していたものだ。(その後ハービーにはとてもかなわないと悟り脱退)本作はそんな中で見つけたものだったのだが、マリーナの表現力とともにバックの演奏はもちろんのこと、アルバム全体が素晴らしく、今聴いても全然古さがない。“音楽的空間”の広さと“間”の余裕が、聴く者を心地よく癒してくれるのだ。マリーナが来日した際サインをいただいたレコードもあるのだが、もったいなくて聴けず、CDも購入してしまった。「無人島に持っていきたいCDを3つあげよ」などという質問があれば、まず最初に選ぶだろう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする