小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

コルチゾール検査

2009-08-01 | 犬&猫との暮らし

 トチの副腎皮質機能亢進症か否かの検査は、血中コルチゾールの測定によって行われました。
 コルチゾールは、副腎皮質から分泌される主要な糖質ステロイドで、糖の代謝をはじめ、蛋白質や脂質の代謝にも関係する必須ホルモンです。「副腎皮質からのコルチゾール分泌は、視床下部-下垂体-副腎皮質系のネガティブ・フィードバック機構によって調節されている」ということを、内分泌の授業で学んだ記憶がある。
 そうだった。だから、副腎皮質機能亢進症の原因に脳下垂体や副腎皮質の腫瘍が挙げられるのです。

 で、トチのコルチゾール検査の値ですが、朝、測定したところ正常値でした。それから試薬を注射して、4時間後と8時間後、経過時間によってコルチゾールの数値が下がり、抑制がされているかどうかを調べました。
 トチの場合、試薬の注入によって、きちっと体内で生産するコルチゾールを抑えており、副腎あるいは下垂体の異常(腫瘍など)による副腎気質亢進症ではないという診断だったわけです。

 検査報告書に印字された4時間後、8時間後のコルチゾール値の低下を目にしたときには、なんか感動してしまった。トチの体内では、コルチゾールの分泌量をちゃんと調整する機能が働いているんだ! 

 まあ、そう喜んだのもつかの間、なんですけどね。

 先生は耳の付け根の腫瘍とALPの高値は関連性はないだろうとおっしゃっていたのですが、私はなんかそれが関係しているように思えてならない。飼い主の思い込みなのだけど。

 なので、腫れ上がって耳の付け根の憎っくきヤツは切除しようと決めました。そして、どうせ全身麻酔をかけなくてはいけないのだから、ついでにCT検査をしてもらうという考え方でいく。ガンかどうか検査をするためのCT検査が主体ではなく、あくまでも耳の腫瘍の切除が主体で…、

 ってなんで、こんなふうにムキになって考えようとしてるんだろうか。やることは同じなのに…。

 今のところ今月は宿泊で取材に出る予定はないので、先生のスケジュールを聞いて、遅くとも中旬までに手術とCT検査を終わらせてあげたいと思います。

コメント
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