小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

帆翔45号

2009-08-12 | 

 同人誌『帆翔』45号が届きました。前号の発行からだいぶ経っていますが、同人も減り、気の置けない仲間しか残っていないので、あくせくせずのんびり発行している由。
 なにしろ編集長の岩井さんは昭和3年のお生まれ。体調と相談しながら、編集作業を進めているようです。

 今号に掲載した私の詩を読んで、昭和4年生まれだかの大先輩の女流詩人の方から、「石原吉郎の詩みたいで、よかったわよ」と電話があり、ちょっと嬉しかった。

 輪ゴム

 ささやかな夕餉の
 総菜のパックを止めている輪ゴムが
 人差し指にぶら下がっている

 あくまでも輪ゴムは
 無口なのだけど
 わたしは その在り方に
 小さく感動していた

 使われて 使われて
 カサカサになって切れるまで
 小さなひとつの輪であろうとする
 意志を全うする在り方

 確かに
 伸び切った輪ゴムはだらしない
 それでも
 ひとつの輪であることには違いない
 輪ゴムはいつまでも
 輪でなくてはならないのだ

 自由に伸び縮みする心
 こう在り続けようとする意志
 カサカサになって切れるまで
 輪ゴムの在り方を生きたい
 

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3頭での散歩

2009-08-12 | 犬&猫との暮らし
   剃毛された箇所が痛々しいけれど、傷口は順調に塞がっている模様

 トチの足取りには少々不安はあるけれど、車の乗り降りもサポートしてあげれば問題ないと思い、今朝は手術前通り3頭一緒に散歩に出ました。

 トチは、舞い上がってクルクル回るクリの突進にもメゲず、普段通り車に乗る順番を待って、危なげながら自力で車に乗り込みました。河川敷に向かう道中は、トチの指定席である助手席で、行く先を確認しつつしっかりと座っていました。

 土手道では事情を知るお散歩仲間のおじさんに「トチ、頑張って」と声をかけられ、小走りをする場面も。
 いつまでもあまり大事にしていたのでは、高齢なので、それこそあっという間に機能が低下してしまう。エサも通常のフードに戻し、リハビリは完璧です。
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