東京都が岩手県宮古市から受け入れた瓦礫の焼却処分をする業者は、東京臨海リサイクルパワーということだが、東京臨海リサイクルパワーは東電ほか5社の出資によって設立された東電グループの企業である。
2002年4月に公募された「ガス化溶融等発電施設の施設整備・運営」事業に応募して、東京都から選定されたそうで、2004年には東京都から中央防波堤内側の土地を購入している。東京都とは強い絆で結ばれているみたいですね。
2002年に公募した事業主として、東京都が選定した理由のひとつに「公益事業者である東京電力が中心となり、社会的責任と社会への貢献を充分認識して、事業運営を行う」ことが挙げられているが、株主の東電も「社会的責任と社会への貢献を充分認識」しているんだろうか。笑っちゃうな。
東電は20兆円超の除染費用を国に全額負担するよう要請中。要するに私たちの税金から出せということですね。「社会的責任」が聞いて呆れる!
東電社員は冬のボーナスも確保されているし、大型の除染工事は東海臨界リサイクルパワーのように、東電のグループ会社が独占的に受注しているという。もう笑えないよ。こんなことって、あっていいのかしら。頭がクラクラする。