小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

里親探しの会のお手伝い

2013-06-05 | 犬&猫との暮らし

 仕事があまり立て込んでいない、時間のある時に、保護犬の収容施設でボランティアとしてお手伝いをすることにした。今日はその初日。 

 そのNPOの収容施設に保護されているのは、ほとんどがチワワ、プードル、ミニチュアダックスといった人気犬種。50匹以上いただろうか。

 ブームになれば儲けるために、無計画に大量繁殖させるブリーダーも多い。ブリーダーの倒産や廃業の場合、一度に100~150匹が放棄されることもあるそうだ。保護団体がいくら頑張っても、施設のスペース、人手、経費、諸々限度があり、とても 一度では引き取れないという。善意だけではどうにもならないのだ。そして、無責任極まりないブリーダーやホーダーは野放しのままで、厳しく取り締まれないのが現実だ。 

 悪徳なブリーダーはとにかく数多く繁殖させて売りさばこうとするため、犬たちの健康管理など二の次だ。 皮膚病の子や障害のある子も多く、里親会で引き取ってきた犬の中にも、生まれつき目が見えないの子、片足がない子、パテラの子もいて、辛い思いをしてきた犬ばかりなのに、会長ほかボランティアの人たちに可愛がられ、ほとんどの子が人懐っこく、穏やかな表情をしていたことが救いでした。

 お散歩部隊のつもりで行ったのだけど、ここのところ午前中から気温が上がり、直射日光もきついので、お散歩は夕方に回すという。そこで、今日はケージ内の掃除、水替えなどを手伝ってきた。

 ゴールデンもいたけれど、あとは小型犬がいっぱい。飛びつかれたり、舐められたり、抱っこしたり、久しぶりに犬まみれになった。犬の臭いをプンプンさせて帰ったので、みんなが生きていたら、しつこく臭いを嗅ぎまわったことだろう。

 トチ、ブナ、クリに会いたくなっちゃった。なでてやりたいなあ、抱きしめたいなあ。あの大きな背中、ブンブン振り回すしっぽ、ぬくもり、眼差し……、懐かしい。トチ、ブナ、クリに会いたいなあ。

コメント
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