社史制作の過程で、あるいは講演録をまとめるということ以外でテープリライトを依頼されるものに、弁護士さんから、例えば証拠として発言を残しておくとかそれぞれの証言等々、いわゆる訴訟の資料の音源を起こす仕事があるのだけど、こちらは修文は一切せず、逐語反訳といって発言のすべてを言った通りにテープ(今はデジタル音源)を起こしていく。
「あの~」とか「ええと、それは、ああ、違うか」とか、とにかく一語一語漏れなく記していく。これが意外と手間がかかり、と言うか、聞き逃せないという緊張感がある。
接頭語や接尾語、意味のない言葉は何となく聞いていると聞き漏らすことがあるし、話し手が早口であるとか癖のある話し方をする場合や何人か話し手がいる場合、どの人の声か特定するのに何度も聞き直す。方言や訛りがあると聞き分けるまでにもっと時間がかかる。固有名詞も要注意。普段は何気なくしゃべっているけれど、人はわずか10分間でもかなりの数の言葉をしゃべっているものだ。
以前はフットコントローラー付きの専用テープレコーダーを使っていたが、今ではほとんどICボイスレコーダーで録音するからテープレコーダーの出番なし。フットコントローラーもパソコンにUSB接続するタイプに変えた。
それにしても仕事である以上、楽な仕事などないが、訴訟関連のテープリタイトをするたびに思う、弁護士さんは大変な仕事だなあと。生生しい男女間の問題、金銭トラブル、事故関連のもめごと等々、聞いていて「えええっー?」と思うことだらけだ。いや~、もうハラハラする。
仕事とはいえ弁護士さんはそれに冷静に対応しているのだもの、たいしたものです。私には性格的に到底無理。まあ、そういう仕事を目指す人であるから、もともと聡明で冷静な対応ができる人なのでしょうけど。
企業物や講演録だとドキドキすることはないのだけれど、この土日はずっとそんなふうにハラハラしたり、驚いたり、他人事ながら「そんな~!」と憤慨したりしながらテープリライトしていた。ああ、疲れた。
なので、今日はお花見をしてリフレッシュしたというわけです。
「あの~」とか「ええと、それは、ああ、違うか」とか、とにかく一語一語漏れなく記していく。これが意外と手間がかかり、と言うか、聞き逃せないという緊張感がある。
接頭語や接尾語、意味のない言葉は何となく聞いていると聞き漏らすことがあるし、話し手が早口であるとか癖のある話し方をする場合や何人か話し手がいる場合、どの人の声か特定するのに何度も聞き直す。方言や訛りがあると聞き分けるまでにもっと時間がかかる。固有名詞も要注意。普段は何気なくしゃべっているけれど、人はわずか10分間でもかなりの数の言葉をしゃべっているものだ。
以前はフットコントローラー付きの専用テープレコーダーを使っていたが、今ではほとんどICボイスレコーダーで録音するからテープレコーダーの出番なし。フットコントローラーもパソコンにUSB接続するタイプに変えた。
それにしても仕事である以上、楽な仕事などないが、訴訟関連のテープリタイトをするたびに思う、弁護士さんは大変な仕事だなあと。生生しい男女間の問題、金銭トラブル、事故関連のもめごと等々、聞いていて「えええっー?」と思うことだらけだ。いや~、もうハラハラする。
仕事とはいえ弁護士さんはそれに冷静に対応しているのだもの、たいしたものです。私には性格的に到底無理。まあ、そういう仕事を目指す人であるから、もともと聡明で冷静な対応ができる人なのでしょうけど。
企業物や講演録だとドキドキすることはないのだけれど、この土日はずっとそんなふうにハラハラしたり、驚いたり、他人事ながら「そんな~!」と憤慨したりしながらテープリライトしていた。ああ、疲れた。
なので、今日はお花見をしてリフレッシュしたというわけです。