終わってからの宣伝なんて間抜けだけれど、私の野外料理本や犬本のイラストや装丁をしてくれたゼンヨージ画伯こと、善養寺ススムくんの作品が4月1日から今日22日まで、新宿伊勢丹本館2Fグローバルクローゼットのアートギャラリースペースを飾っていた。私は昨日見に行った。
始まる前とか、始まってまもなくに宣伝してあげるのが友情というものであろうに、うかうかしてしまった。なので「ごめんなさい」の気持ちを込めて、ゼンちゃんのプロフィールや絵本のページについて、ここに宣伝しておくことにした。
ゼンちゃんが運営している合同会社入谷のわきの発表によると、彼のプロフィールは、
2007年まで、雑誌アートディレクター、イラストレーターとして活躍し、その後江戸文化と日本人の心の研究をはじめる。
江戸260年の平和に育まれた「江戸の間思考」が日本人の考え方に大きく影響していると提唱、研究のメインテーマにする。2010年より江戸関連書籍の執筆活動をし、『江戸の用語辞典』『江戸の町とくらし図鑑』『江戸の人物事典』『カジュアル着物ブック』『東海道中栗毛弥次馬と江戸の旅』を出版。文章だけでなく、イラスト、デザイン、編集も行う。
一方で「キャラクター・ブランディング」をはじめ、Afternoon Tea、House of Lotus等とストーリーのあるキャラクター商品をつくる。
江戸時代と現代、和文化と西洋文化、歴史とファンタジーの多面的な交差点に位置する作家。
ということであります。
ゼンちゃんは私が制作に携わっていた『カヌーライフ』のアートディレクターとしてデザインをすべて担当してくれていた。
当時、制作費が乏しく、デザインを外注にお願いできず、私がレイアウトしていたのだけど「もっとカッコいいデザインのカヌー雑誌にしてあげます!」と名乗りをあげてくれたのが、ゼンちゃんだったのだ。
決して高くないギャラで、本当にカッコいい誌面を作ってくれ、感謝の気持ちでいっぱいだった。ブナが逝った時もクリが逝った時も、追悼の癒しの絵を贈ってくれた。ジ~ン。
今では江戸研究家になってしまったけれど、ステキな絵本の原画もたくさん描いている。彼の絵本への思いは次のとおり。
「江戸の研究と供に《大人の絵本》を主に制作しています。一見子供向けのお話のようで、実は大人だからこそ共感し、人生を豊にできるような。そんな物語です。
絵本というと《子供向け》というのが一般的ですが、今求められているのは、大人が共感する絵本ではないでしょうか? 自分が読みたいから買い、子供にも読んであげたいと思う。そんな世界を目指しています。
また、日本のコンテンツは世界から注目されています。アニメ世代が大きくなり、日本とフランスくらいでしか、大人の絵本というカテゴリーはないと言われていますが、これからはどんどん増えてくるのではないでしょうか?
子供にこだわらない。日本国内にこだわらない。絵本の中に閉じ込めない。新しい世界を模索しています。」
ゼンちゃんが描いた絵本のサイトには、素晴らしい作品がいくつもアップされているので、ぜひご覧ください。
http://www.zenyoji.com/index.html
実は、繁殖犬のことをもっと知ってもらうために絵本を作りたいと相談したら、ゼンちゃんは「ご協力します」と男前の二つ返事でもって、絵本にするための原画を描いてくれたのだ。
構成を一緒に考えてくれ、私が本文を仕上げ、ゼンちゃんは41に及ぶシーンを描いてくれた。これ、何とか世に出さないと!
始まる前とか、始まってまもなくに宣伝してあげるのが友情というものであろうに、うかうかしてしまった。なので「ごめんなさい」の気持ちを込めて、ゼンちゃんのプロフィールや絵本のページについて、ここに宣伝しておくことにした。
ゼンちゃんが運営している合同会社入谷のわきの発表によると、彼のプロフィールは、
2007年まで、雑誌アートディレクター、イラストレーターとして活躍し、その後江戸文化と日本人の心の研究をはじめる。
江戸260年の平和に育まれた「江戸の間思考」が日本人の考え方に大きく影響していると提唱、研究のメインテーマにする。2010年より江戸関連書籍の執筆活動をし、『江戸の用語辞典』『江戸の町とくらし図鑑』『江戸の人物事典』『カジュアル着物ブック』『東海道中栗毛弥次馬と江戸の旅』を出版。文章だけでなく、イラスト、デザイン、編集も行う。
一方で「キャラクター・ブランディング」をはじめ、Afternoon Tea、House of Lotus等とストーリーのあるキャラクター商品をつくる。
江戸時代と現代、和文化と西洋文化、歴史とファンタジーの多面的な交差点に位置する作家。
ということであります。
ゼンちゃんは私が制作に携わっていた『カヌーライフ』のアートディレクターとしてデザインをすべて担当してくれていた。
当時、制作費が乏しく、デザインを外注にお願いできず、私がレイアウトしていたのだけど「もっとカッコいいデザインのカヌー雑誌にしてあげます!」と名乗りをあげてくれたのが、ゼンちゃんだったのだ。
決して高くないギャラで、本当にカッコいい誌面を作ってくれ、感謝の気持ちでいっぱいだった。ブナが逝った時もクリが逝った時も、追悼の癒しの絵を贈ってくれた。ジ~ン。
今では江戸研究家になってしまったけれど、ステキな絵本の原画もたくさん描いている。彼の絵本への思いは次のとおり。
「江戸の研究と供に《大人の絵本》を主に制作しています。一見子供向けのお話のようで、実は大人だからこそ共感し、人生を豊にできるような。そんな物語です。
絵本というと《子供向け》というのが一般的ですが、今求められているのは、大人が共感する絵本ではないでしょうか? 自分が読みたいから買い、子供にも読んであげたいと思う。そんな世界を目指しています。
また、日本のコンテンツは世界から注目されています。アニメ世代が大きくなり、日本とフランスくらいでしか、大人の絵本というカテゴリーはないと言われていますが、これからはどんどん増えてくるのではないでしょうか?
子供にこだわらない。日本国内にこだわらない。絵本の中に閉じ込めない。新しい世界を模索しています。」
ゼンちゃんが描いた絵本のサイトには、素晴らしい作品がいくつもアップされているので、ぜひご覧ください。
http://www.zenyoji.com/index.html
実は、繁殖犬のことをもっと知ってもらうために絵本を作りたいと相談したら、ゼンちゃんは「ご協力します」と男前の二つ返事でもって、絵本にするための原画を描いてくれたのだ。
構成を一緒に考えてくれ、私が本文を仕上げ、ゼンちゃんは41に及ぶシーンを描いてくれた。これ、何とか世に出さないと!