小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

カヤとかよこ

2015-10-19 | 犬&猫との暮らし
この夏、かなりの頻度で週末、かよこを預かった。
「かよこ」というのは、妹ファミリーの愛猫。
なぜ「かよこ」と名づけたのか聞いたのだけど、
明確な理由はなく「なんとなく」だったらしい。

この「かよこ」、齢15歳となり、
別に認知機能障害、つまりボケてしまった、
というわけでもないようなのだけど、
エサを出しておけば出してあるだけ食べてしまい、
食べ過ぎて吐いたり、おなかをこわしたりするようになった。

妹たちが一家で泊りがけで出かけるようなとき、
若い頃はカリカリを多めにおいていけば済んだのに、
そうもいかなくなり、しかも歯もだいぶガタついたので、
ウエットフードになったために、エサの管理が必要になった。
老猫を1匹で留守番させるのも心配だし、
この夏は猛暑続きだったので、うちで預かることにした。

カヤがいるので、猫トイレやエサ置き場は工夫して
かよこが落ち着いていられる場所も確保。
昼間は数時間ごとに少量エサをあげているのだけど、
明け方になると、おなかがすくらしく、
私の顔にお手をして「起きてくれろ」という。
仕事をしていると膝に乗ってきたりして、
私にもすっかり慣れた。

預かり始めた当初、かよこは近づくカヤを
数回「シャーッ!」と威嚇したけれど、
カヤがまったく危害を加えないことが分かり、
わざわざカヤの鼻先を横切ったりするようになった。


急に肌寒くなったので、カヤもかよこも
何となく近くにいるし、ベッドに潜り込んでくる。


かよこのような性格のいい高齢の保護猫がいればねえ、
カヤのパートナーに最適なんだけどなあ。
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『子犬工場』表紙のデザインアップ

2015-10-19 | 
11月第1週にWAVE出版から刊行される児童書
『子犬工場 いのちが商品にされる場所』の
表紙のデザインが上がってきた。


小学生中学年が読んでわかるように綴ってある。
内容はざっとこんな↓感じです。

 プロローグ 目が見えない犬

 第1章
 子犬がつくられる工場
 ボロボロだったカヤの体
 保護シェルターにいる犬たちの正体
 犬の出産
 パピーミルって?
 お母さん犬のひさんな生活

 第2章
 子犬たちの運命
 子犬の市場
 ペットショップの子犬たち
 ペットショップから買った犬
 売れ残った犬たちはどこへ?

 第3章
 すてられる犬たち
 ペットを守る法律
 そんな理由ですてるのですか?
 安楽死ではありません
 すてられる犬をふやさないために

 第4章
 いのちを救う
 パピーミルからの引出し
 新しい飼い主さがし
 きびしいじょうけん
 いのちのバトン

 エピローグ いっしょにしあわせになるために

とんでもない境遇から救われて、
穏やかな暮らしを手に入れられる動物たちが
1匹でも2匹でも増えますように、
そんな光が灯るお手伝いが少しでもできれば、
とてもうれしい。
コメント (7)
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