小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

クリ、最晩年の思い出

2015-11-27 | 犬&猫との暮らし
11月中旬、久しぶりに妹と飲む機会があって、
何かの拍子にスマホの中のアルバムを見せてもらうと、
なんと、私とクリが(妹ファミリーとともに)
最後に旅をしたときの写真がでてきた。


房総の砂浜に立たせてやると、
ヨロヨロとだったけれど、
うれしそうに歩き始めたクリ。
私は心配で、ついハーネスに手を伸ばした。

クリは、風になびいてしまいそうなほど
軽かったけれど、浜辺の砂の重さを足は覚えている。

ちょうど亡くなる1カ月前のことだ。
無性にクリに会いたくなった。
会いたくて、会いたくて、少し泣いた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また震えるように…

2015-11-27 | 犬&猫との暮らし
今年に入ってから病気になったカヤは、
何か月にもわたって、毎週車で通院していたため、
車に乗るのにもすっかり慣れて、
外に抱いて出ても、車に乗せても
ブルブル震えなくたっていたのに、
両耳とも聞こえなくなり、
通院が2週間に1度になって、
間が空くようになったら元に戻ってしまった。

「そばにいるよ」という私の声が届かないから、
余計に怖いのだ。

近くの酒井先生の病院に行くにも、
車の中で震え、病院に着いても震えている
足立区の統合医療の病院に行くにも、
走り出して20分くらいはずっと震えている。

車中、震えているカヤを見るのは切ない。
声をかけても聞こえないので、
何とかすぐに触ってあげられる場所にいさせよう、
そう思って、クレートを乗せる場所を変えた。

後部座席の足元にコンテナボックスを置いて、
進行方向を向いて寝そべることができるよう、
そして、私も運転席から手を伸ばせば、
カヤの体のどこかに触れるようにした。


まあ、それでも、走り出してしばらくは、
気の毒なくらいブルブル震えているのだ。

カヤには、
私のことを信じてよ、とお願いしている。
これまで、どこかに連れて行っても
必ず家に連れて帰っているじゃないの。
怖がらなくても、大丈夫だよ。
何度も何度も、そう念じているのだけどねえ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする