予約していた『ダーシェンカ』愛蔵版が届いた。
訳者の伴田良輔さんはちょうど20年前の12月に
新潮社から『ダーシェンカを出版している。
「それも持っていたはず」と思っていたのに、
本棚にあったのは、石川達夫訳で1996年に出た
『チャペックの犬と猫のお話』。
ここに「ダーシェンカ、あるいは子犬の生活」と題して、
チャペックの愛犬イリスが生んだ子犬、
ダーシャンカの物語が収録されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/17/7bc0a9419236badabe034b9a83e09e60.jpg)
左が1996年発行石川達夫さんの訳本、右が判田良輔さん訳新刊愛蔵版
石川達夫さんの翻訳もよかった。
チャペックのダーシャへの愛情に
訳者の著者への敬愛とダーシャへの愛情を足した、
やさしい語りがけになっていて、心和んだ。
そして、昨日届いた新刊『ダーシャンカ』の訳は、
飼い主が子犬に語っているというより、
父親が息子に語りかけているような小気味よさと
何があっても最後まで見守り、包み込んであげるよ、
という父性愛を感じるものでした。
『チャペックの犬と猫のお話』が出た頃は、
ダーシェンカ人気が高まったのだと思う。
私もダーシャのイラストや写真の葉書を何枚も買ったし、
何か残っているかと家の中を探したら、
今も犬のトイレ部屋の壁に、ピンで貼ってあった。
ダーシェンカという子犬の物語の、
訳者が違う本に出会ったことで、二倍楽しめちゃった。
「一粒で二度おいしい」グリコのおまけみたいに、
とっても得した気分でした。
訳者の伴田良輔さんはちょうど20年前の12月に
新潮社から『ダーシェンカを出版している。
「それも持っていたはず」と思っていたのに、
本棚にあったのは、石川達夫訳で1996年に出た
『チャペックの犬と猫のお話』。
ここに「ダーシェンカ、あるいは子犬の生活」と題して、
チャペックの愛犬イリスが生んだ子犬、
ダーシャンカの物語が収録されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/15/acc73e944777908080502eef8e879094.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/17/7bc0a9419236badabe034b9a83e09e60.jpg)
左が1996年発行石川達夫さんの訳本、右が判田良輔さん訳新刊愛蔵版
石川達夫さんの翻訳もよかった。
チャペックのダーシャへの愛情に
訳者の著者への敬愛とダーシャへの愛情を足した、
やさしい語りがけになっていて、心和んだ。
そして、昨日届いた新刊『ダーシャンカ』の訳は、
飼い主が子犬に語っているというより、
父親が息子に語りかけているような小気味よさと
何があっても最後まで見守り、包み込んであげるよ、
という父性愛を感じるものでした。
『チャペックの犬と猫のお話』が出た頃は、
ダーシェンカ人気が高まったのだと思う。
私もダーシャのイラストや写真の葉書を何枚も買ったし、
何か残っているかと家の中を探したら、
今も犬のトイレ部屋の壁に、ピンで貼ってあった。
ダーシェンカという子犬の物語の、
訳者が違う本に出会ったことで、二倍楽しめちゃった。
「一粒で二度おいしい」グリコのおまけみたいに、
とっても得した気分でした。