小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

檻の中のライオンin滑川町へ

2019-04-04 | つぶやき
3月31日は、滑川町にある古民家ギャラリー「かぐや」で、
憲法を理解するための講演があったので出席した。



講演したのは広島の楾(はんどう)大樹弁護士。
国家権力をライオンに、憲法を権力を閉じ込める檻に喩えて、
熱のこもった講演が繰り広げられた。

楾弁護士は「ライオンと檻に喩えて、憲法の説明をするのは適切じゃない」と
いう学者がいると話していたけれど、十分、分かりやすく伝わってきた。

「まず、左とか右とかいう前に、憲法をきちんと理解しておきましょう。
日本国憲法を守るべき人は誰かですか」と楾弁護士。

「第99条には“天皇又は摂政及び子組大臣、国会議員、
裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。“
と書いてありますよ。果たして国会議員や公務員は
憲法尊重擁護義務を遂行しているでしょうか」

と会場に問いかけ、日本国憲法の重要な箇所を解説。

そして、特定秘密保護法、共謀罪法、安保法制下では、
どのようなことが起こり得るかを説明してくれた。

自民党の改憲草案が、現憲法をどう変えていくか、
分かりやすくまとめたペーパーも配布してくれたのだけど、
積極的に知ろうとしなければ、上手に誤魔化されて、
後になって「えっ? そんな!」ということにされそう。

「弾薬庫は作らない」と言っておきながら、平然と作り、
その嘘を「説明不足」で済まそうとする政権だものネ。

下は楾弁護士の著書のパンフ。発行は「かもがわ出版」です。


ちなみにうちの周辺と違って、この日「かぐや」前の桜は満開でした。



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