小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

正しく恐れる

2020-05-14 | つぶやき


新型コロナに関しては、
あまりにもいろいろなことがいわれていて、
「免疫学の権威は『最後は集団免疫しかない』と言っている」
と報道されているかと思うと、
「感染して抗体が確認されたからといって、
再度感染をしないだけの免疫ができるか分からない」とも報じられ、
テレビのワイドショーでは、日々、視聴者の不安をかきたて、
罹患すれば死に直結するかのような、
恐怖感を煽る報道の仕方に余念がない。

「正しい情報を得ましょう」と言われても、
こうも感染症に詳しい「専門家」がたくさん出て来て、
真逆のことをあれこれ言われると、
いったい何が正しい情報なのか、分からなくなるよね。

がん・感染症センター都立駒込病院の感染症科部長として
実際に最前線で治療にあたっている今村顕史先生は5月12日に、

「新型コロナにおける最大の問題は、その増加と悪化の「スピード」です。
数日で倍増する感染者、あっという間に重症となっていく患者。
医療の拡充が間に合わないのです。
『こうして各国の医療体制がドミノ倒しで圧迫されていったのか……』。
それを最前線の現場で実感しました。

この感染症を、決してインフルと同じと思ってはいけない。
現場でみた景色は想像以上に厳しいものでした。
最前線の医師も恐怖を感じるほどのスピード……、
これが、新型コロナが潜在的にもっている本質です。
各自治体は、再増加に向けて最大限の準備をする必要があるのです」

とSNSで発信していた。

「論文を読む限り」とか「これまでのウイルスは」とか、
「これまでの経験からすると」ではなく、
実際に今、新型コロナの治療に携わっている
感染症専門医が言っているのだから、この発信のとおりなのでしょう。

だから、たとえ緊急事態宣言が解除されても、私たちは当面、
接触・飛沫感染に注意して、感染しないように、
感染を広げないようにふるまうしかない。

気を抜かず、玉石混交の情報に振り回されることなく、
「正しく恐れ」て、手洗いと3つの密の排除を積極的に行う。
とにかく私たちは「感染せぬよう広げぬよう」、
細心の注意を払いながら、生活していきましょう。

それが習慣化すれば、新型コロナだけでなく、
インフルエンザやその他の感染症予防にもつながるはずだし、
新型コロナの第2波、第3波が来ても、
被害を最小に抑え込めるのではないかしらね。
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