小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

トチの手術日

2009-08-04 | 犬&猫との暮らし
 獣医さんと相談し、トチのCT検査&耳の付け根の腫瘍の切除手術を、7日金曜日に決行することにしました。

 当日は朝ご飯抜きで、午前中病院に連れて行き、午後4時から5時の間にお迎えに行きます。

 昨晩、19時からの取材終了後、編集の人たちと軽く食事を取りながら、ビールなんぞ飲んでいたら、帰りがまた24時を回ってしまいました。

 帰宅すると、玄関の犬ゲートに一封の封筒が差し込んでありました。添えられているメモを読むと、
「トチの手術のカンパ金2万円。5万円は貸します。返済日は9月末日」
 と書いてありました。
 今、歯の治療も自由診療で受けているため、出費がかさんでいることや、私の原稿料の支払日を知っている妹が、気を回してくれたのでした。くぅ~、ありがとう、妹よ。

 日曜は日曜で、ブログでトチの様子を読んで心配してくれていた黒ラブ、グラッシーの飼い主さん夫婦がうちまでお見舞い方々、気の利いたお土産を持ってきてくれたのでした。

 犬の足型がくり抜かれたレンガや泌尿器系によいというビスケットなどなど。

 写真を撮ったら、今度掲載するつもりですが、グラッシーのお父さんよ、お母さんよ、本当にどうもありがとう!
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コルチゾール検査

2009-08-01 | 犬&猫との暮らし

 トチの副腎皮質機能亢進症か否かの検査は、血中コルチゾールの測定によって行われました。
 コルチゾールは、副腎皮質から分泌される主要な糖質ステロイドで、糖の代謝をはじめ、蛋白質や脂質の代謝にも関係する必須ホルモンです。「副腎皮質からのコルチゾール分泌は、視床下部-下垂体-副腎皮質系のネガティブ・フィードバック機構によって調節されている」ということを、内分泌の授業で学んだ記憶がある。
 そうだった。だから、副腎皮質機能亢進症の原因に脳下垂体や副腎皮質の腫瘍が挙げられるのです。

 で、トチのコルチゾール検査の値ですが、朝、測定したところ正常値でした。それから試薬を注射して、4時間後と8時間後、経過時間によってコルチゾールの数値が下がり、抑制がされているかどうかを調べました。
 トチの場合、試薬の注入によって、きちっと体内で生産するコルチゾールを抑えており、副腎あるいは下垂体の異常(腫瘍など)による副腎気質亢進症ではないという診断だったわけです。

 検査報告書に印字された4時間後、8時間後のコルチゾール値の低下を目にしたときには、なんか感動してしまった。トチの体内では、コルチゾールの分泌量をちゃんと調整する機能が働いているんだ! 

 まあ、そう喜んだのもつかの間、なんですけどね。

 先生は耳の付け根の腫瘍とALPの高値は関連性はないだろうとおっしゃっていたのですが、私はなんかそれが関係しているように思えてならない。飼い主の思い込みなのだけど。

 なので、腫れ上がって耳の付け根の憎っくきヤツは切除しようと決めました。そして、どうせ全身麻酔をかけなくてはいけないのだから、ついでにCT検査をしてもらうという考え方でいく。ガンかどうか検査をするためのCT検査が主体ではなく、あくまでも耳の腫瘍の切除が主体で…、

 ってなんで、こんなふうにムキになって考えようとしてるんだろうか。やることは同じなのに…。

 今のところ今月は宿泊で取材に出る予定はないので、先生のスケジュールを聞いて、遅くとも中旬までに手術とCT検査を終わらせてあげたいと思います。

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