上映されたのが1964年。
TVドラマに続いて映画にもなった作品です。
内容は余りに有名なので、ここでは詳細については割愛しますが、主人公であるミコ(役:吉永小百合)が軟骨肉腫に罹患してからの、3年に渡る大学生のマコとの文通を通じた生涯を綴った書籍を映像化したものです。
書籍は1963年に刊行され、160万部を売り上げたベストセラーだそうです。
実は、母がDVDを借りてきまして、一緒に見ていたら、「MSW」という言葉が出てきました。
この時代、「社会福祉」は「社会事業」と呼ばれており、この「社会事業」という言葉も映画中そこかしこに出てきます。
ただ、この当時「MSW」という言葉が一般に通じたのか「?」です。
ミコの父(役:笠智衆)が映画中に本を読むかたちで説明していましたが…。
『ケースワーカーは患者に接する場合、患者の人格、患者の心理を理解して、患者との相互的関係を巧みに操作して、最良の状態に置く事。患者に安心感を与える事。患者を勇気づける事。』
といっていますね。
この時代には、ソーシャルワークとケースワークの区別が曖昧な状態だったんでしょうか。
一般的には今でも曖昧ですが…。
香味のある方は一度見てみてください。
ちなみに、当然ですが白黒映像です。
ちなみに、主な福祉系大学の沿革を見てみると、開学当初は「社会事業」と名乗っています。
1946年 日本社会事業学校 設立 (日本初の福祉専門校)
1947年 日本社会事業専門学校 設立
1950年 日本社会事業短期大学 開校
1958年 日本社会事業大学 開校
1953年 中部社会事業短期大学開校
1957年 日本福祉大学 改組 (日本初の福祉専門の4年生大学)
1957年 東北社会事業短期大学 開校(翌年廃止)
1958年 東北福祉短期大学 設置
1962年 東北福祉大学 設置
現在「社会事業」という名称を現在も使っているのは日本社会事業大学のみで、日本福祉大学、東北福祉大学は、それぞれ社会事業から福祉に改称しています。
近年開校されている大学は、最初から「福祉」と言っていますね。
TVドラマに続いて映画にもなった作品です。
内容は余りに有名なので、ここでは詳細については割愛しますが、主人公であるミコ(役:吉永小百合)が軟骨肉腫に罹患してからの、3年に渡る大学生のマコとの文通を通じた生涯を綴った書籍を映像化したものです。
書籍は1963年に刊行され、160万部を売り上げたベストセラーだそうです。
実は、母がDVDを借りてきまして、一緒に見ていたら、「MSW」という言葉が出てきました。
この時代、「社会福祉」は「社会事業」と呼ばれており、この「社会事業」という言葉も映画中そこかしこに出てきます。
ただ、この当時「MSW」という言葉が一般に通じたのか「?」です。
ミコの父(役:笠智衆)が映画中に本を読むかたちで説明していましたが…。
『ケースワーカーは患者に接する場合、患者の人格、患者の心理を理解して、患者との相互的関係を巧みに操作して、最良の状態に置く事。患者に安心感を与える事。患者を勇気づける事。』
といっていますね。
この時代には、ソーシャルワークとケースワークの区別が曖昧な状態だったんでしょうか。
一般的には今でも曖昧ですが…。
香味のある方は一度見てみてください。
ちなみに、当然ですが白黒映像です。
ちなみに、主な福祉系大学の沿革を見てみると、開学当初は「社会事業」と名乗っています。
1946年 日本社会事業学校 設立 (日本初の福祉専門校)
1947年 日本社会事業専門学校 設立
1950年 日本社会事業短期大学 開校
1958年 日本社会事業大学 開校
1953年 中部社会事業短期大学開校
1957年 日本福祉大学 改組 (日本初の福祉専門の4年生大学)
1957年 東北社会事業短期大学 開校(翌年廃止)
1958年 東北福祉短期大学 設置
1962年 東北福祉大学 設置
現在「社会事業」という名称を現在も使っているのは日本社会事業大学のみで、日本福祉大学、東北福祉大学は、それぞれ社会事業から福祉に改称しています。
近年開校されている大学は、最初から「福祉」と言っていますね。