子供から急に代休が取れたから、歩きましょうと言われて鎌倉の天園を歩く事になりました。
昔買ってあまり使う事が無いの杖を持ってくるように言われました。
北鎌倉出発で、建長寺から天園コースに、
まずは勝上献展望台、太平山、天園の茶屋、瑞泉寺、鎌倉宮、鎌倉駅終点の3時間半コースです。
北鎌倉駅で待ち合わせて建長寺まで歩く。
建長寺に入るとまだ雪がけっこう残っていました。
鎌倉幕府5代執権北条時頼によって創建され、鎌倉五山の第一位で、
大きな敷地で立派な建物が並んでいます。
三門 道中のミツマタ
仏殿の前にビャクシン(ヒノキ科の針葉樹の1属)の木が数本あり、どれもとても大きく立派な木です。
パソコンで調べると建長寺を開山した蘭渓道隆のお手植えと言う事で樹齢750年といわれます。
木は樹高13m、幹周り6.5mと大きくて立派で圧倒されます。
イブキ(別名ビャクシン)特有の荒々しい樹皮、翼のように支幹を両側に広げた姿は雄大です。
ビャクシンの向こうの法堂(はっとう)は法を説くための堂だそうです。
その中に入ってみました。
後ろの千手観音像は1263年北条時頼が病の際、平癒を願って造立されたそうです。
手前の釈迦苦行像は2005年の愛知万博に陳列された後、パキスタン国より建長寺に寄贈された物だそうです。
雲龍の天井図は平成15年創建750年記念事業の一環とし画家小泉淳さんの作です。
仏殿に立派な大きな本尊地蔵菩薩坐像がありました。
室町時代の作で、とても古くて、手も入ってないのかくすんだ色をしてますが、大きく心が引かれる仏像でした。
唐門
半僧坊に着くまでに素敵な景色の写真を載せます。
まだあちこちで雪が残っています。梅の花も咲いています。カエルの向こうは雪。
ここから登り坂で半僧坊へ。
天狗は半僧坊のお供とされ、数十体の天狗像がこちらの様子をうかがうかのように参拝者を出迎えてくれるようです。
半僧坊社殿右手から更に石段が続き、天園ハイキングコースに出ます。