トレドはマドリッドから71キロのタホ川に面する街で、かつては西ゴート王国の首都で、
中世にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の交差した街で旧市街は世界遺産に登録されています。
タホ川の対岸からトレドの町を撮りました。
右の写真の大きな建物アルカサルは548メートルの丘の上に建ち、13世紀から16世紀に造られた要塞城の役割をはたしました。
1936年の市民戦争ではフランコ軍が立てこもった。現在、市民戦争博物館になっています。
トレド市内は古い街で道が狭いですが、街並みは保存され建物の改造は禁じられています。
街中に文字や模様が残っています。
またルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町です。
トレドの街のお土産やさん
トレド地方は金工象嵌(ぞうがん)細工が有名です。シリアのダマスカスで生まれてシルクロード経由で中国、日本に(飛鳥時代)伝わったそうです。
象嵌を作る所を見学しました。
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銅版に金や銀糸で細工を施す独特の技術は素敵で私もスペイン旅行の記念にと自分に1万円のペンダントヘットを1個買いましたが、
トレドからマドリッドに戻って、夕食の店「ドゥドゥア」でお酒のお金を払う時に落としてしまいました。、
でもその店屋に落ちていて、店にある事は旅行代理店が電話で確認してくれました。
息子が日本からスペインのその店に直接電話して「保管してあるから送ります」と話がついたはずなの一ヵ月経つのにいまだに送られてきません。
どうなっているのでしょうか ?旅行代理店は落し物に関しては関与しないと契約書に書かれていました。
このペンダントが無い事に夜荷作りしていて気がつき、旅の最後に大失敗です。
次の日朝5時半にマドリッドのホテルを出発して、フランクフルト経由で日本に帰りました。