☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

京都3⃣ 高台寺

2025年02月08日 | Weblog
高台寺北政所・ねねが秀吉の冥福を祈るために徳川家康の財政支援を得て1606年に建立したお寺です。
高台寺の西側で円山公園から清水寺へ抜ける全長約250mの美しい石畳の道がねねの道と名付けられています。
  
        

ねねの道途中に上に登る細い階段の道を台所坂と言い、ここはねねが実際に秀吉の墓所へ参拝する際に使った道と言われています。

 台所坂を上った門に台所門と書いてありました。
     

拝観料を払って境内を進むと、左手に遺芳庵(いほうあん)があります。
遺芳庵を抜けてさらに境内を進むと素敵な回廊が見えました。反対に回るとさらに建物の向こう側に回廊が続いてます。
建物は重要文化財の観月台です。伏見城の遺構を移設して、ねねがその晩年、秀吉に想いを馳せて月を眺めたと伝えられています。



下の写真の左側の高台寺方丈が改装中で、中門を通って中に入ると高台寺庭園が広がっています。
      

庭園全体が小堀遠州の代表作の『池泉回遊式庭園』で、臥龍池偃月池の2つの池が配置されています。
庭園の東西に配された池の中央の建物が重要文化財で1605年の開山堂です。 開山堂の天井には秀吉の御座舟の天井と、ねねの御所車の天井を用いられ、その天井に狩野山楽の龍図が広がっています。
開山堂から向かって左側に延びている回廊が臥龍廊で,全長は約60メートルあり屋根が龍の背に似ていることからこの名が付きました。
回廊の先は境内の一番高い場所に建つ霊屋(みたまや)で北政所の墓所です。
この門の中の霊屋は赤、金の建物でびっくりしました。ねねは秀吉好みにしたのかなと思いました。
 

その後に方丈に上がって庭を見て、改装中で中が見れず残念でがありましたす。
ねねが高台寺を建てるときの鎮守社で1606年に創建した高台寺天満宮がありました。
そしてまたねねの道に出て、寒いので温かいお汁粉を食べて休憩です。
足が痛くなり、持ってきた杖で歩くのに助かりました。
     
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする