東日本大大震災から、1年が経過しました。
1年前には、毎日のように流れていた津波が押し寄せる映像が、3月11日には、たくさん放送されていました。
震災のことを忘れていたわけではないのですが、1年前の震災のショックがよみがえり、この記憶を忘れてはないらないのだと改めて感じました。
日本赤十字社苫小牧市地区と苫小牧市共同募金委員会では、東日本大震災義援金を募集しておりますが、平成24年3月31日までとなっていた募集期間が、9月30日まで延長になりました。
昨日までの募金ですが、
日本赤十字社苫小牧市地区 170,424,021円
苫小牧市共同募金委員会 258,646円
となり、おかげをもちまして、1億7千万円を超えました。
義援金は、全額被災者へ届けられることとなっておりますが、現在のところでの義援金支援状況については、日赤本社HPをご覧ください。
たくさんの市民、企業のご協力をいただき、ありがとうございました。
今後も引き続き、よろしくお願いいたします。
3月31日以降は、苫小牧市役所での受け付けを終了いたします。
日赤の窓口(社会福祉協議会)へお持ちください。
ya
少しずつ雪が解けてきていますが、夜にはまた気温が下がり、翌朝には道路がツルツルに凍ってしまいます。
歩くときには十分に注意を!
3月10日(土)に平成23年度市民ボランティア講座「はじめよう・すすめよう・つながろう」を開催しました。
参加者も32名と普段の講座に比べ、多くの方に参加いただきました。
今回は「ボランティア」をキーワードにワールドカフェを行いました。
ワールドカフェとは
『カフェ』のようなリラックスした空間で、気軽に話すようにお互いの意見に耳を傾けることができる対話の場をつくりだし、自由に語り合う方法です。
そのときに、話したことや気が付いたことなどを模造紙にいろいろと書き込んでいきます。
絵やイラスト、落書きなども書いてオッケーです!
カフェの雰囲気を出すためにに充実した(?)カフェコーナーも用意しました。
今回のワールドカフェでは、4人のグループでメンバーを変えながら、同じテーマで3回話し合いをしました。
アンケートより
「最初、なんだか不安でしたが話をする内になごんできました。参加してよかったです!!」
「初めは良くわからなかったのですが、終わってみると、色々な人と親しく話が出来て良かったと思います」
と感想にもありましたが、やはりワールドカフェという手法を初めて体験する方が多かったので、
最初は「どのようにしたらいいんだろう」などと心配されていましたが、
始まってしまったらみなさん、たくさん話をされていました。
話し合った後の模造紙はこんな感じで出来上がりました。
全部で8つのグループを作って行いましたが、それぞれ個性的な書き込みでした。
話し合いを終えた後、ふりかえりとして「印象に残ったキーワード」と「明日から実行しよう(始めよう)」というのを皆さんに書いていただきました。
印象に残ったキーワード
明日から実行しよう(始めよう)
みなさんで見ながら、それぞれ感じたことなどを共有しました。
今回の講座は、ボランティアセンターに登録いただいているボランティアの方に、
いろいろと相談し、意見をいただきながら行いました。
また、当日の会場準備や片付けにもご協力いただきました。
そのため、会場内はとても居心地のいい空間を作ることができました。
ありがとうございます。
今回の講座では、話し合いの時間を約1時間半設けましたが、それでも
「まだまだいろいろな話がしたかったので、時間が足りなかったです」
「大変良かったが、時間が短かったと思う。」
との意見もありました。
盛り上がると、時間が過ぎるのが早く感じますね。
また、今回は10代、20代の参加者も多く(全体の4分の1)
「異世代交流が良かった」
「幅広い年齢層の仲間と話し合って、視野を広められた」
という意見も多くありました。
今回は、今までの「市民ボランティア講座」とは違う形でおこないましたが、
多くの方の協力もあり、無事終えることが出来ました。
これからも、今回の講座を通してできた繋がりを大切にし、
今後もボランティア同士がつながることができるような講座を開催したいと思います。
講座が終わった後も、参加者のみなさん同士でお話ししている様子がとても楽しそうでした。
つなっち
東日本大震災が発生してから、あと3日で1年を迎えます。
新聞やテレビでは連日のように特集が組まれていて、それらを目にするたびに、これまでの1年が非常に短かったと感じます。
今日の苫小牧民報の記事で見たんですが「震災寄付は5,200億円」との見出しで、寄付、ボランティア、職員の派遣による支援が「被災地の復旧、復興の足掛かりとなった。」と書かれていました。
そんな中で、昨日、道社協の広報誌「明るい社会(春号)」で、「199日間の軌跡」というかっこいいタイトルで、道内社協職員が派遣された「被災地社協支援活動」を振り返る特集が組まれていました。
うちの苫小牧市社協からも4名岩手県宮古市に派遣しましたが、この特集記事を読んでいて、道内の社協職員仲間の言葉に共感しました。
この特集記事は、派遣された道内社協職員の座談会の内容をまとめたものですが、その中の旭川市社協のMさんと、被災地の宮古市社協Wさんの話が、災害対策を見据えた地域における社協活動の核心を突いていると感じました。
「明るい社会春号」の6ページから引用します。
●旭川市社協 M氏
災害時のマニュアルや仕組みを作ることよりも、普段からの住民同士の繋がりが大事だということを道民に伝えていっても良いのではないでしょうか。
旭川市社協でも「今は平和で何も感じないけれども、実は地区のみなさんが通常やっている見守りサロンは、絶対に災害時に役立つ。簡単にできることで、近所の人と話をすること。これが何より大切だから。」という話をしています。
~中 略~
●宮古市社協W氏
やはり通常の地域福祉活動がいかに大事かというところに繋がると思うんです。避難所には、普段サロンをやっているボランティアの方がサロンの方の見守りをして歩いたという例が数々あります。通常業務がきちんとできていない時に、災害にそれを活かせるかというと、それは厳しいと思います。いかに通常の地域福祉活動が大事かというところを訴えていただきたいです。
仰るとおりだと思います。
日常のつながりが大事ですね。いざというときに、これが非常に重要だと思います。
今年度から苫小牧市社協でもふれあいサロン活動を推進していますので、その辺から地域のつながりを広めるきっかけづくりが出来るかなと思っています。
話題になっている「孤立死」の問題でも、日頃のつきあいが無かったことが原因ですし、災害時となればもっと大事です。ちょっと考えれば当たり前のことなんですが、なかなかそうはならないんですよね~。
社協の出番だね!(さっく)
今日も雪が積もっていましたが、暖かくなって来ているので雪かきしましたが、重たい雪でした~。
毎年、J-SA苫小牧分会(会長 本田秀一様)が社会貢献活動として行っていただいている活動で、今年も車いすを寄贈いただきました。
会員に募金活動を行い、集まった募金で購入いただいたそうです。
J-SA苫小牧分会会長の本田秀一氏、損保ジャパン苫小牧南北海道支社長の山口暢章氏が訪れ、鎌田常務理事に手渡されました。
車いすの贈呈後にAIRジャパン苫小牧分会の会員の4社から各1名の整備士の方々に来ていただき、社協が無料貸し出し事業で使われる車いすのうち17台を点検・整備いただきました。
平成21年度から毎年活動していただいています。
AIRジャパン苫小牧分会の皆さんお疲れ様です。ありがとうございました。
3月6日、 セブンスデー・アドベンチスト苫小牧キリスト教会 様 から ご寄付をいただきました。
チャリティー募金を行い、社会福祉に役立てて欲しいと12,500円寄付いただきました。
ありがとうございました。
(総務課)
先日も福祉学習についてどのようなことに取り組んでいるのかをご紹介しましたが、
今回は今年度最後に行った総合学習の時間での福祉学習を紹介します。
今回は小学5年生を対象に福祉学習3時間を2日間に分けて行いました。
1日目は2時間をかけて、車いすの介助体験と視覚障がいのガイド体験を行いました。
どちらの体験もコミュニケーションがとても大切になります。
コミュニケーションを丁寧に行うことで、信頼関係を気付くことができます。
そして2日目は車いすユーザーの方に講演していただきました。
まず初めに車いすユーザーの方の自動車の運転についてDVDで紹介しました。
このDVDは講演していただいた車いすユーザーの方と一緒に作ったものです。
車をちょっと改造すると、車いすユーザーでも運転ができることを紹介しました。
ほかにも、不便なく生活するためにちょっとした道具や工夫をしていることや、児童からの質問などたくさんお答えしていただきました。
来年度も福祉やボランティアなどについて学校と連携しながら授業を作っていきたいと考えています。
プログラムを考える時点でボランティアセンターへご相談いただけると、狙いに沿った授業のご提案をすることができます。
まずはご連絡ください。
お知らせ
3月17日(土)に開催する「傾聴ボランティア講演会」につきまして、多くの方に参加申し込みをいただくことができました。ありがとうございます。
参加者募集期間は3月9日(金)までとなっておりますが、定員に達したため、受付を締め切らせていただきました。
「傾聴ボランティア講演会」につきましては来年度以降も行う予定となっておりますので、もし参加希望の方は来年度ご参加いただければと思います。
よろしくお願いします。
現在「災害ボランティア研修会」の参加者を募集しております。
すでに多くの方から申し込みがありますので、参加希望の方はお早めにご連絡ください。
つなっち
いざというときのために、大切になるのが平常時の活動です。
中でも、平常時から地域福祉防災の一翼を担うとともに、災害時には災害ボランティアセンターの運営支援に当たる災害ボランティアリーダーの養成は急務です。
そこで、今年度は、災害ボランティアについて理解を深めてもらうために二日間にわたって研修会を開催します。
第1日目の3月24日(土)は、岩手県宮古市災害ボランティアセンター(現在「生活復興支援センター」と名称変更)の有原 領一氏にお越しをいただき、宮古市の現状と、災害ボランティアセンターと災害ボランティアの役割等について語っていただき、被災地に支援に行った苫小牧市民ボランティアの方々と意見交換をしていただきます。
第2日目の25日(日)は、実際に大型炊出し機で炊き出しを行うほか、アルファ米やハイゼックス包装食の作り方について学びます。
多くの市民の皆さんの参加をお待ちしています。
○日時 ①3月24日(土)13時30分~15時50分
②3月25日(日)10時 ~13時
○会場 市民活動センター多目的ホール他
○対象 苫小牧市民
○定員 50人(先着順。定員になり次第締め切り)
○申し込み 3月1日(木)~16日(金)8時45分~17時15分
(土、日除く)
電話または直接ボランティアセンターへ
○料金 500円(3月24日開講時に徴収)
○主催 苫小牧市社会福祉協議会ボランティアセンター
○後援 苫小牧市、苫小牧市町内会連合会
○詳細 苫小牧市社会福祉協議会ボランティアセンター
電話84-6481 FAX34-8141
e-mail:tomakomai.volu.cen@jupiter.ocn.ne.jp
〒053-0021 苫小牧市若草町3-3-8