トネリコ日記

西表ダイビングサービス・トネリコがお伝えする西表島の海日記です。

この時期は、サンゴ保全活動!!

2013年12月02日 | 西表島の島情報

  12月1日、(日曜日)  西表島

  天気: 晴れ
  気温: 22℃
  水温: 23,5℃
  透明度: 良好。
  北東の風、、波高2m


なんだかんだしている間に、、、もう12月ですねぇ。。

これから年末にかけて忘年会やクリスマスや、、いろいろイベントづくしで、、、
飲みすぎには注意しましょうね。。

1年の疲れも溜まってきている頃ではないでしょうか。
くれぐれも体調崩さないよう、気を付けてくださいね。



僕の方は、、1日に組合のサンゴ礁保全活動(オニヒトデ駆除)に参加してきましたよ。


大発生とまではいっていませんが、やっかいなのがサンゴの奥~に小さいのが潜んでいて、
探せば探すほど見つかるのです。。

小さいので分かりづらいし、駆除するときもサンゴを極力傷つけないよう注意が必要なのです。




面倒ですが、この時期に頑張ってやっておけば、 また来年も健全なサンゴ礁を保つことが出来ますからね。


ひとえに、オニヒトデが悪者ではないのですが、、、増えすぎてしまうと周りに悪影響ばかり及ぼしてしまうのですね。

サンゴを食べる貝、レイシガイダマシが大量発生している場所もありましたよ。。


いろんな考え方がありますが、 もともとオニヒトデはサンゴ礁の生存競争の中では弱い位置にいて、
ほとんどが卵から孵化した幼生の時期でなくなって生き残れないので、その分卵を1200~2400万個も産むのだそうです。。

それが現代社会になって人為的な生活排水や畑の赤土など、、本来無かった栄養分がオニヒトデの幼体を生き残してしまい、
数をどんどん増やす原因のひとつと言われています。

当然、数が増えれば食べられるサンゴの数も増えるわけで、、。


そんな中、西表島は島の半分は自然保護区で、大きな開発もなく、手つかずの自然が多く残っている、、貴重な場所だと思います。


その証に、 これだけ綺麗なサンゴ礁が多く残っています。


もちろん、組合の皆で今までコツコツと頑張って駆除作業を続けてきた成果でもあると思います。


自然にはさからえない部分もありますが、、




皆が笑顔でいられる環境であってほしい と願っています。☆



こうへい







コメント
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