トーネードの無職生活

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老人ホームでの転落死事件

2015-10-05 11:04:12 | 日記
 先日来、川崎市の老人ホームで2カ月の間に3人もの入居者の方が転落死し、その老人ホームで職員が入居者に暴言をはいたり、殴ったりといった虐待の場面が報道されました。

 この老人ホームは有料老人ホームなので企業が経営しています。会社によって色々違いはあるようなのですが、入居する時に一時金として数百万円を納めたうえ、そらに毎月十数万円費用がかかったりする場合が多いので、金持ちじゃないと有料老人ホームには入居できません。

 企業が経営するわけですから、利潤をあげないといけないわけで、普通に考えると高い費用を払ってもらっても、それに見合ったサービスを提供することによって、入居を希望する方が増えて会社も利潤をあげられるというのが理想だと思います。ですから、今回のような事件を起こしたら入居してくれる人がいなくないってしまうので、職員にはちゃんと教育を行ったりしているところがほとんどだと思います。

 ところが、この有料老人ホームは廉価で入居者を募って、その中から利潤をかせぐために職員をギリギリまで少なくしたりしてたんではないかと思います。そんなことからも職員の離職率が高くて良い人材が残っていない状態で、あのような考えられない入居者への虐待が日常化したんじゃないかと思います。

 しかし、2カ月に3人も転落死すること自体不自然なのですが、行政の動きも鈍いですな。普通に考えても変なのですから、すぐに調査に入るべきだったと思います。目撃者もいないでしょうから殺人の疑いはあっても捕まえられないかもしれませんが、それ以上このようなことを防ぐ意味からも行政の迅速な行動が必要だったと思います。

 私も有料老人ホームに勤務したことがありますが、そこの施設はできてからまだ時間がそれほどたっていなかったようなので、要介護度が高くなくて、寝た切りだとか認知症がすすんで全く訳が分からなくなっている方はいないので、おむつ交換といった排泄の介助や食事の介助の必要もなくて、自立した方ばかりでした。

 ですから、入居者の方は頭のクールな方ばかりでしたので、職員が虐待なんか絶対にできませんでした。入居者の方に気持ち良く過ごしていただくように気を配っていたものです。

 というわけで、有利用老人ホームに入居を検討している方は、いくつかの施設を見学して、職員たちがどんな雰囲気で仕事をしているかを良く観察しておくことが必要だと思います。