トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

大学生の就職活動

2015-10-26 07:13:21 | 日記
 今年の大学生の就職活動は学業への影響を抑えるために、解禁日を遅らせたようですが企業、学生からとも不評のようです。私が就職活動をしたのは30年も前ですからその頃とは全く違っているのですが、3年生のうちから就職活動が始まるのは早すぎるような気もしますねえ。

 私の頃は、大学の卒業に必要な単位は3年生のうちにほとんど取ってしまっておいて、4年生の時は必修のゼミとか興味のある授業を受けるぐらいで、大学に通うのは週1回か2回で就職活動に専念という感じです。

 私は経営学部だったので文系ですが、私の頃にも解禁日というのが一応ありまして10月1日でした。大学の4年生になったころどこで調べたのかわかりませんが、就職情報会社から分厚いあらゆる企業の募集が掲載された冊子が数社から送られてきます。そこに資料請求のはがきが付いていまして、興味をもった会社に資料請求をしました。

 文系の場合は、会社訪問やセミナー、面接などの段取りを自分からとらないといけないので、5月の連休が終わったころから興味ある会社に電話をして、会社訪問などの日時を設定していきます。私の場合は全部で30社くらいを訪問しました。会社の人事の方が会社概要を説明して個別に面接したり、大学のOBとお会いして話を伺って面談したりすると、会社側から次の段階に進めることにした学生に、次の面接の連絡があります。

 会社から連絡がないということは、その会社にはもう脈がないというわけです。そして3回目くらいが最終面接で、その結果内定かどうかの連絡があります。解禁日前に内定をうけていると10月1日の解禁日には、他の会社に行かないように拘束されました。私の場合はワープロの研修を3日間受けました。

 私は会社に入社後、たまたま工場の人事部門に配属されたので、工場見学に来る理系の学生の案内とか、工場採用の高校生の工場見学などを担当しました。理系の学生だと文系のように自分で就職活動するのではなくて、学校推薦なので研究室の先生などに就職先を決められてしまうのでしようかね。高校生も学校推薦なので、一応テストは行いますが、よほど問題がない限りは採用となっていました。

 しかし、就職活動をする時期の景気が良いかどうかで、売り手市場か買い手市場かが決まってくるのですが、これも生まれた時のめぐりあわせですかね。



スマホが届く

2015-10-25 07:24:24 | 日記
 楽天モバイルからスマホが届きました。中を開けてみると入っているのは、スマホ本体と充電のケーブなどの付属品、SIMカードとメモリーカード、液晶の部分に貼るシールです。まずは充電。

 さすが最新の機種です。今までのスマホと比べたら画面が倍ぐらいあって見やすいしきれい。サイズは大きくなったのに薄くて重さも半減という感じです。試しに家の電話にかけてみたところちゃんと固定電話のベルがなりました。

 マニュアルはというとSIMカードの装着方法が書いてあるのみ。今まで使っていたスマホのマニュアルは事細かにすべてが書かれていて、マュアルを読むためのマニュアルが必要なぐらいのマニュアルとは大違いで、なにもない状態。初期設定も必要なのだろうと楽天モバイルのサイトをみてもほんの簡単に載っているのみ。

 まずはスマホそのものの画面にしないといけないのですが、なにやら色々出てきてどうしてよいかわからずに、色々いじくっているうちにスマホの画面になりました。特に問題なさそうなので、とりあえずサイトにしだがって確認。

 次は、普通に電話をかける通話料は30秒で20円なのですが、楽天でんわのアプリを使うと10円ですむので、楽天でんわの申し込みとアプリのダウンロードをすることにしました。

 しかし、なにかこう思うようにいかず少々てこずりながらも設定完了。楽天でんわはアプリから電話をかけるのですが、IP電話ではないとのことで、通常にスマホから電話をしたのと同じように相手に電話番号も通知されて通話料金が半額になります。あまり電話をすることはないでしょうが、安いにこしたことはありません。

 それからauだとメールのアドレスが@ezweb.ne.jpとなるのですが、格安スマホだとそういったものがないので、Gmailのアドレスを新規に取得することにして設定しました。これもなんとなく設定終了。特に携帯でメールのやりとりをしている人もいないので、友人に通知するとかも必要はないので、とりあえずメールができるようにしたというところです。

 それからツイッターのアプリをダウンロードだけして終わりにしました。

 あとはスマホを落としたとき時とかに勝手に使われないようにロックをかけたいのと、必要な人の電話番号を登録することが最低限必要。

 やっぱりパソコンや携帯は新しいものの方が良いですねえ。


豊田穣の本を読む

2015-10-24 07:07:58 | 日記
 今、豊田穣の空母「瑞鶴」の生涯という本を読んでいます。豊田氏は海軍兵学校の出身で艦上爆撃機のパイロットとなり、ソロモン方面で撃ち落とされていかだで海上を一週間ただよった末に、連合軍の捕虜になったという方です。その後新聞社に勤められたりして作家になった方です。

 海軍の出身の方ですので、海軍関係を中心にした著作が多いですが、その他にも自伝的なものから陸軍関係、人物伝なども書かれ多くの著作があります。史実を基本にして綿密に取材されて、読んだ感じとしてはノンフイクションと信じてしまいそうです。といってもかなりの部分が実際あったことだろうと思います。

 元軍人の書かれた本は、文章がこなれていないとか、昔の文体のなごりがあって読みづらいものが多いのですが、豊田氏の文章は新聞社に勤務されていたこともあるでしょうが、非常に読みやすくてどんどんと小説に引き込まれて時間を忘れて読んでしまうという本ばかりです。文庫本にしても結構厚い本だったりしても、あっという間に読んでしまうという感じです。

 それと、自伝的な小説というのがひとつの特色です。生まれが満州で内地に戻ってきて兵学校に入学し、パイロットとなり捕虜となるという経験をされているので、捕虜となって生き残ったといううしろめたさとまでは言えませんが、なんとなくそれを引きずっている印象を受ける文章が非常に心に残ります。

 元軍人、特に将校、それも高位の将校になるほど自己弁護というか一面的な見方からの著作になりがちなのですが、豊田氏の作品にはそういったことが全くなく、軍の作戦に対する批判も断固として書かれながら、しかしそれとなく感じさせるように書かれていて、変にひっかかることもなく、作品で言いたかったことを感じさせるものになっています。

 私も、豊田氏の作品を結構読みましたが、大変多くの著作があって、小説というかたちではありますが、太平洋戦争ではこのようなことがあったのだということを記録として残さなければなせないという使命感をもって書かれているような気がします。

 私の好きな作家のひとりです。


住宅ローンを組むリスク

2015-10-23 07:05:49 | 日記
 バブルの高金利時代を知っている私からすると、今の住宅ローンの低金利はただみたいなもんじゃないかと思うほどですが、20年、30年という住宅ローンを組むというのは、すごくリスキーになっている感じがします。

 昔は賃金も毎年上がりましたし、ボーナスも増えたり減ったりということはあるでしょうが、基本的には賃金が上がればボーナスも比例して上がっていきますし、雇用も定年まで心配する必要もありませんでした。

 ところが、今では賃金は上がっても微々たるものですし、ボーナスは会社の業績によっては大幅に減ったりするので安定的に見込めなくなりました。さらに、大企業に就職できたとしても、配属されていた部門によっては他社に売り飛ばされたり、リストラの対象者になってしまって定年まで勤められなくなってしまったりと、自分の10年後、20年後を想定できなくなってしまいました。

 しかしマンションや戸建ての住宅を購入するには、大部分の人が長期のローンを組まなくてはなりません。昔はボーナス返済も併用したローンを組むことが多かったと思いますが、今はボーナスが安定的に支給されるとも限らなくなってしまったので、毎月の給料からの返済を中心にしなければならなくなりました。するとローンの返済の期間は長くなりがちです。

 しかし当座の返済額を抑えるために長期のローンを組んで、定年を超えるてまでのローンを組んでしまうと、実際定年になったときに生活設計ができるのかという心配もあります。それからリストラにしろ病気であったりしろ、介護のためであったりしろ退職せざるを得なくなったら、ローンの返済が滞ってしまいます。

 こんな世の中であると、頭金を十分に貯蓄しておくことと、ボーナスがあてにならないので毎月の給料の返済を中心にして、しかも定年になる前までに支払い終えるようにローンを組むというのが最低限必要になりそうです。とりあえず、なんとかなるだろうという感じで35年とかの長期のローンを組むのは危険ですね。

 将来を見通してローンを組めるのは、公務員ぐらいになってしまいましたですねえ。


マンションの資産価値

2015-10-22 07:06:41 | 日記
 横浜のマンションでくい打ちの問題で傾いたマンションの問題が連日報道されています。マンションや戸建ての住宅を購入するのは、人生で一番高額な買い物ですから、不良マンションをつかまされたんじゃたまらんですな。今マンションに住んでおられる方は、自分のマンションは大丈夫だろうかと心配なさっていることだろうと思います。この問題が広まらないといいのですが。

 一戸建てなら一世帯の問題で済みますが、マンションだと世帯数が多いですから、それぞれの世帯ごとに事情もあるでしようし、考え方にも違いがあるでしょうから、今回の問題も解決の目途をつけるのにも時間がかかるでしようね。

 さて、その昔だと若いうちに無理してマンションを購入して、それを売って頭金にして一戸建ての住宅を購入するというのがひとつのパターンでした。今ではマンションを購入しても資産価値が残るのかという問題があるのではないかと思います。

 地価は特定の地域しか上がっていませんし、駅の近くで商店街も近くにある人気の地域ならまだ良いでしょうが、駅までバスでマンションの周りには商店もないとなると、そのような中古のマンションを買おうという人はいないんじゃないかと思います。

 以前はローンを払い終われば資産が残るというのがひとつの目的にもなっていたかと思いますが、今ではローンの支払いは家賃を支払うのとほとんど同じになってしまっている感じがします。定年までにローンを支払い終えれば良いのですが、定年後もローンが残ったりしたら、その後の人生設計をどうするかが問題ですね。まだまだ働かなきゃならないなんて場合もあるでしようが、勤め先が見つかっても賃金は激減でしょうし。

 ということで、今の時代、マンションにしろ戸建てにしろ資産であるという考え方を持つのは危険のような気がします。かといって一生賃貸というのもなんだかなあというのもあるので、私もまだ昔の考え方が抜けきれていないのかと思います。実情は一生賃貸決定なんですけど。