VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

いつか行く道

2013-03-23 17:22:06 | 日記
母親の 認知症が 進んできているという知人がいる


 近所で葬式があった際、知らせを受けて 香典までだしたのに

2~3日して そこの家の奥さんが お礼のあいさつに回った時

 「あら、ご主人亡くなったの?いつ? 知らなかったわ」

と言ったとかで・・・


 知人は 自分の家庭の事で精いっぱいで

とても実家まで 手がまわらない

 独身の弟はいるけど

仕事仕事で 母の病院だの説得(病院の受診)は無理とのこと



 そうね・・・親の事は心配でも

自分の家庭問題で それどころじゃないって

 今そういう問題は かなり増えているんじゃないだろうか・と思った


いずれ、そのおかあさんは  まったく自分が誰だかわからなくなったり

 火事や 事故をおこすような事になるまで

放っておかれてしまうのだろうか・・・



 そういう時 「地域の力」があったらいいのにと思う


よそ事ではなくて  たがいに気を配りあうような事って


 できないのかなあ・・・


私は よく日本ブログ村のランキングで 介護の所もチェックするが


 認知症は 家族だけでささえるのは

不可能のように思える


 「認知に障害がでる」という意味では

自閉症や発達障害とかぶるところも多く


 老化しているだけに 向上を目指すのは難しく

せめて 進行を遅らせる程度しかない



 私らの老後だって  

自分が 認知症にならないなんていう保障はどこにもない


 これから 高齢者がどんどん増えて 人口割合が増すことを考えると

「認知症」対策は必至だと思う


 脳梗塞にならないような保健教育とか

ストレスを溜めない工夫とか


 地域の力を増すための自治体の取り組みとか・・・

「生きがい」をはぐくむためのスキルとか


 明日は我が身 と思えば

他人ごとでは終わらない・・・いつか行く道・・・