VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

「良き」ものとの出会い

2018-03-13 11:36:41 | 日記
先日 GyaO!で ジェーン・エアを久しぶりに鑑賞した


  以前にも見たのだけど  なんとなくまたみたくなった


子供のころ 本の虫だった私


  主に 外国の児童文学ばかり読んでいて


懐かしい物語  でも もうどういう筋書きだったかは 霧のかなた


  時代は 19世紀半ば、イギリス?スコットランド?


ジェーン・エアは ブロンテ姉妹の姉のほうの作品だったと思う


  妹エミリーは あの「嵐が丘」の作者で こちらも映画化されている


ジェーン・エアはハッピーエンドなのが気に入って、こちらのほうが私好みです


  イギリスは ビクトリア女王の時代


華やかな衣装  貴族の屋敷や生活ぶりがさりげなく場を盛り上げている


  長い小説をたった2時間ほどに縮めて表現するのだから監督に手腕が問われるけど

上手にまとまって 場面ごとが美しく仕上がっていたと思う



  また小説のほうも読みたくなった


あの時代  宗教や迷信に振り回される人々


  暗く 幸福感をよびさましてくれる哲学もなく日々を生きることが いかに人生をゆがめ

不幸をまねくかを思う



  その少しあとの時代

カナダの作家 モンゴメリーは キリスト教でもプロテスタントとして


 宗教にがんじがらめに縛られることなく もう少し自由な人生がそこにあった


それでも、ビクトリア調がところどころに 描かれ、その影響が大きかったことがわかる


  映画も小説も 自分の子供時代とともに

思い出されて ノスタルジック


  ただ 今読み返すと

子供時代に思ったこととは また 一味ちがう感想を持つ


  それもまた いいもんです


ファンタジーが好きな私だけど

  こういった小説も面白かったな~


私の子供時代は とてもつらい日々が多く

 だから こういったハッピーエンドのもの

ちょっと楽しい日常を描くものを読んで


  本の中に入り込み そこで思う存分

主人公とともに人生を旅したのでした


  本がなかったら どんな自分になり

どんな人生だったのだろう



 それを思うと 良き本 良き友との出会いこそが

私の人生を作ったと感謝です