テレビのデジタル化が遅れている ・・

２００９年６月１２日に米国の地上アナログ放送は完全停波した。
デジタルテレビ化の推進へ２０億ドルのデジタル変換器のクーポン代へ充てたのである。
米国政府は景気対策を兼ねた高速ネット普及へ投資を推進して遅れを取り戻した。
英国は２００８年に各先進国は２０１０年で終わりデジタル化へ移行が完了しそうである。

日本のテレビ放送の地上波デジタル化は2011年7月24日に全国でアナログ電波を停波して完全移行する計画だ。
アナログ電波帯域の有効利用は医療や教育のために高速通信インフラで不可欠の戦略である。
日本は放送業界の既得権エゴと政治のＩＴ戦略のミスで２年遅れになりＩＴ戦略は致命傷になる。
電波政策の不作為不熱心は不景気対策にも取り上げられない。
２年遅れでもその先へデジタル推進を引き延ばそうと業界は画策している。
現在の日本のテレビ業界や付随するマスコミなど不要の長物である。
この結果で失われるソフト類の開発の遅れは日本の出る幕は今後ない。二番煎じは無いのだ。
日本は今後この分野のテクノロジーの衰退が進行する。　（トップへ戻る）