いみしん新聞・常陸の国

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過去形の国会論戦・・

2008-01-22 10:02:00 | 世相・意見
二〇〇八年一月に一六九回通常国会が始まった。経験が深い国会議員は過去の経験と経緯そして現状しか話さない。
国家や経済や環境や国民生活の未来戦略と戦術を組み立て論理的な政党方針を国民に説明して賛同を得て国家運営をすること。
時代遅れ思想の政党と国会議員の資質が欠けているのが政治の迷走の原因である。

保守政党は相変わらず国会議員の選挙対策でも過去を重視して未来志向の人材は推薦しない。
選挙に勝てば良いのだの発想から抜けきらない。
世界の先進国は何事も改革と先進性とそのスピードが生命線との認識が強い。
現状に甘んじて取り残されて衰退する日本など相手にされない。

一九八〇年代は日本機関車論を展開し外貨を世界へばらまき金融引き締めをやらなかった日本銀行はバブルを生み出し日本経済を破壊させた。
今回は十五年間以上も異常な低金利政策で国民財産を一部特権金融機関と大企業へ移動させて外国金融機関にも利用され失わせた。
何故「円安誘導へ国富を使い価値を失なうのか」・・「円高が国民に良い結果生み出す」のに。
明らかなのは国政が日本全体の代表でないことだ。
過去を断ち切れず君主制と民主化を両立させるダブルスタンダートが戦後日本の信用を失なっている要因でもある。
金満日本であればごり押しで信用は維持出来たが衰退日本では普遍性が無いから無理になる。

日本は急激に変わらなくては生きられない。過去にこだわっておれないのだ。
さあどうする二〇〇八年以降の衰退日本の舵取りは? (前回のランの記事へ) (次回の記事へ) (トップへ戻る)

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