不作為は罪に問われる時代へ・・

不作為とは法律的には「当然すべき事をわざとしないで済ますこと」を言う。
一般的な「見ざる・聞かざる・言わざる」の官僚的仕事の代名詞である「受け付け拒否や回避・引き延ばし・先送り・放置」等々も含まれる。
二〇〇一年を過ぎると時代の要請で『不作為の理由を説明する義務を違反』したとして責任を問われる時代へなってきた。
「不作為は犯罪である」時代に入ったのだ。義務を果たす存在が「その立場上知らなかった」では「義務を放置した犯罪」と指摘され出した。従って「報告・連絡・相談」は記録に残さないと証拠隠滅に問われる。
「義理でつき合い顔を見せて丸く収める」浪花節的な行動は犯罪として立証される恐れがあり加害者になる可能性がある。
個人的に自己保身上の行動は全て記録する。この事が逆に自己が不利になる可能性も含まれる。
しかし誰もが法律上『自己弁護の為の法知識は求められる時代』になった。繰りかえすが「知らなかったのは善意ではなく不作為の犯罪」に変化した時代へ入ったのだ。
個人的に予見される状況に備え勉強して『自己の不作為にも説明責任が付きまとう』と自覚行動すべきである。
『個人的にもそこに存在する理由を説明出来ないと犯罪者として扱われる』・・
自己の既成の時系列による記録は大事である。