いみしん新聞・常陸の国

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自然が消える

2005-06-11 12:38:28 | 生活一般
気分が良くて陽気がいい季節は空の天気を見ながらデジカメで撮影に出かける。もう古い一眼レフ型のカメラ一式はレンズ本数や三脚が重くて使わない。車で往復50km~100kmが限度だから生活範囲の地域となる。10分も走り出すと田園地帯になる地方都市である。
里山も山河も手つかずの自然などあるはずがない。まず鉄塔や電柱道路や港湾およそ人の手が入っている。外来の植物の草花から動物まで固有種は失われて見つけるのに戸惑う。
浜辺の石ころまで人が運んだ産地が違うのだ。決して「自然と思わないこと」が大事だ。
撮した写真を見るたびに削除する枚数が増える。

20世紀後半から人口増と地球規模の交通機関の発達で自然を失わせている。現在は「日本であっても日本ではない人工自然」が多いのである。何だか日本人の心も自然も病んでいる。
これからは「町ぐるみの日本の姿や自然がテーマ」が求められてくるだろう。2001年から10年間で市町村合併が進んで三分の一になり道州制まで導入すれば効率化は日本社会が育んだ純粋の「和の日本文化」が消える気がしてならない。日本の未来への戦略的な基本方針がほしい。

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