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年寄りの独り言

福島原発 何も学んでいない

2011年03月30日 | 地震
当ブログの2007年7月17日新潟中越沖地震の記事です。全文そのまま載せます。

安部さん新潟に行きましたね。
やっぱり<とりまき>がえらいね。誰も止める人がいなかったんだろうね。
いい友達がいないのかな。
映画をみる余裕もないいそがしい人ばっかりなのかな。


その昔、「八甲田山死の彷徨」という映画をみた。いい映画でしたね。
危機管理の第一歩、現場は現場の指揮官にまかす。
第一あの場面で、大きな余震でもあったら、どうするつもりだったのでしょうか。
事件は現場でおきている。かっこいいな。
ダイハードなら、一発なぐられている。

東電の勝俣恒久社長さん、現場には行かないでしょうね。


平成15年5月8日
                          東京電力株式会社
                          社長 勝俣 恒久


 当社は、原子力プラント全てが停止した4月15日に、従来からあった「需給対策会議」を強化し、私を本部長とする「総合電力需給対策本部」を設置して、需給安定のための諸対策に全力で取り組んでおります。
 そうしたなか、昨日、平山知事、西川市長、品田村長が協議され、柏崎刈羽6号機の再起動についてご理解をいただきました。お三方をはじめ、議会関係の皆さま、地元の皆さまの多大なるご理解とご協力に心より感謝を申し上げます。
 昨日平山知事からお電話をいただいた際に、「二度と今回のような不祥事を起こさないよう徹底的に安全運転に努めてほしい」とのお言葉をいただきましたが、その言葉を肝に銘じて何よりも安全を最優先に取り組んでまいります。
 また、他のプラントについても、引き続き点検や補修をしっかりと行ない、立地地域の皆さまに十分にご説明するとともに、安全運転の積み重ねや仕事の改善などを通じて信頼回復に全力で取り組んでまいる決意であります。皆さまのさらなるご理解をよろしくお願い申し上げます。
http://www.tepco.co.jp/ugoki/030508-j.html

この社長さん安全より「需給安定」のほうがよほど大切なようですね。
このひとにとっては、新潟はひとごと、遠いところのようです。

もし柏崎刈羽原発が東京にあったら!!





≪追記:3月30日≫
東電は今でも需給安定ありきなのでしょうか。福島原発がより東京に近いところにあったら首相はじめ議員の方々どうしたでしょうか。だが地元のことを考えると地震、津波、風評被害、これが夢であってくれと願っている方が大勢いるはず。東京電力社長の言葉の軽さそらぞらしさ。なにを学ばれて対策を講じられたのでしょうか。

思ったとおりリンク切れでしたね。多分ここにしか残っていないと思う。