goo blog サービス終了のお知らせ 

思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

台詞:母親じゃない!

2005年05月12日 | Weblog
今度の演劇のある女役2人の回想のセリフの中で、

「私も男はたくさん、男に安らぎを求めても最終的には甘えてこられて…母親じゃないって言うのよ」
「そうそう、男ってカッコつけてるけど、いつも女に甘えて生きてるのよ。男らしい男って会ったことないな」

とある。

いろんな局面で女性が似たようなことを言っているから、そう感じている女が多いのだろうと思う。しかも母親のように亭主に甘えられることは嫌なんだろう。
一方男らしい男に会ったことがないというほどの「男らしい男」ってどんな奴だ!
存在しないだろう男性像を求めることに自己矛盾がある。

それなら、男は女に母親のように甘えたい一面を持つものだという前提にたって対処した方が理に適っていることにはならないだろうか。存在しない理想像を求めて永遠にさ迷う無駄は解消すべきだと思う。

女は根っからの女優である。
だから連れ合いに対してもいろんな役柄を無意識にこなしている。
恋人であり、母親であり、女神であり、娼婦であり、友人であり、喧嘩相手もしてくれる。そして生きてゆく日常についての知恵者でもある。

だが、甘えたい、優しくして欲しい、仲良し夫婦でいたい、という思いばかりが勝った我が儘女は男に幻滅するハメになる。
そんな男にめぐり合うのは宝籤より確立が低いから。
男は小さい頃から「戦え!負けるな!」と育てられ、社会でもそれなりに戦いを強いられ疲れている。
しかし戦いは嫌だということは、生きることを放棄することになるし自尊心が許さない。
だから、つかの間の安らぎとか甘えが欲しくなる。
女性が社会進出著しい昨今では、「女だって同じよ~」と言われればそれもそうだろうが。

うちの女房も「うちは子供が3人居るみたいなものよ」と私を子供の数に入れていた。
 ・さ、歯磨きして
 ・風呂はいる時間よ
 ・そのパシャマはもう着ないで!洗濯カゴに出しておいて
とか、こんな言い方は子供に言う言い方だが、日常生活では不自然に感じなくなってしまった。
 ・あなた、外で他の人にもそんな言い方してないでしょうね、やめてよ~
なんてのも子ども扱いとみる。

男は永遠に父ではなく母親の愛情を求める。
私は違うと思っていたが、やはり同じかとも思う今日この頃ではある。



個人空間

2005年05月12日 | Weblog
今日の朝刊のコラムで、女性専用列車に関して個人空間の事が出ていた。
社会心理学で、自分の体のまわりに広がる心理的な縄張り、のことだそうだ。この縄張りに他人が侵入するとストレスが生じるらしい。満員電車は心理的な教育効果によって耐えられるようにはなっているとか。

特に個人主義が進んでいる欧米では、直ぐ横に立ったり後ろに接近されることを極端に嫌うと言うような話を聴いたことがある。
昔「ゴルゴサーティーン」と言う暗殺者スナイパーを主人公にしているコミックがあった。彼は背後に意味なく接近する者を本能的に殴り倒すという習性が身についている。
そんなことを思い浮かべる。

このブログのスタイルについても、個人空間があるように思える。
個人的な心理的縄張りを侵してはいけない。
勿論公開していて、コメントの書き込みも前提にしているわけだから、同調してくれる人のコメントは嬉しいし、励ましにもなったりする。
しかし、必要以上に入り込んでしまうと、余計なお世話だとストレスになるだろう。

公開日記なんて本来はあり得ない。著名な作家なら許されるかも知れないが、凡人には自分の内奥を公開することなんて出来ない。面白かった、楽しかった、悲しかった、悔しかった、こんなことがあった、そんなことを平凡に綴るだけだ。
それだけでも自分を理解しなおす手掛かりにはなる。
本当は自分の恥部とか悪魔的な部分とか、決して人前には晒すまいと心の奥深く閉じ込めていることを白日の下に抉り出したいという欲望に駆られることがある。
ただ公開ブログではそんなことは出来ない。もし本人の正体が暴露された暁には生きていけなくなる。

とは言っても、書いてみたら「そんなの当たり前じゃ~ん、みんな思ってても公に言わないだけよ」なんて事かもしれない。


やもり

2005年05月12日 | Weblog
あるブログで、「最近、家にヤモリが出没するようになった」と嬉しそうに書いている人が居た。
そして「私の家も」と賛同するコメントが数多く寄せられている。
家の守り神だそうである。昔から言われているみたいだ。
何故守り神なのかは分からない。

私はイモリとヤモリの区別も知らないし、久しくお目にかかったこともないが、数年前にハワイのホテルで一度お目にかかった。
部屋のカーペットの上をチョコチョコッと歩いているではないか。
女房が「何とかしろー」と大騒ぎした。ホテルの係りの人が「何でそんなことで騒ぐんだ」と言わんばかりだったが、一応進入経路を探索した。
アルミサッシの窓の下の鉄の部分が腐食して、小さな動物なら通り抜けることが出来るほどの穴が開いていた。
そこから追い出してティッシュを詰め込んで一件落着した。

概して爬虫類は好きになれないが、特に蛇は嫌いだ。
子供の頃は蛇を首に巻いて遊んでる子がいたが、信じられない勇気に思えた。
蛇の皮をむいて火であぶって食べてる人も見た。

蛇は見ただけでその近辺から早々に立ち去ることにしている。
一度沼で釣りをしていたら、ヤツメウナギかかかってきた。一瞬蛇に思えて逃げて帰った。
嫌な夢も見る。
寝ている最中にチッチャな蛇がお尻から体内にもぐりこんで腸の中を動き回る夢だ。必ずうなされて目を覚ます。蛇を見てるとそんなこともありそうな気がしてくる。

ヤモリも蛇の類に見えて好きにはなれない。
ヤモリが出没する場所に住むことはないだろう。