エスカレーター

女房の後ろを歩いていてエスカレーターに乗るときは要注意です。
そのまま何も考えずに進むとドンと女房にぶつかって危険です。
彼女は必ずエスカレーターの前でツと一度立ち止まり、狙いを定めてから片足をエレベーターに乗せるのです。その間右手はエレベーターの手すりにかけて滑らしてます。
とにかく、スッとは乗れないのです。
年だからではなく、昔からそうでした。

なんという鈍さ、なんという臆病、何と言う用心深さ、日頃の我が物顔の態度からは想像できないほどのギャップがあります。
それが可愛くていとおしいのであります。

クリスマスパーティ

英会話サークルの次回１４日にクリスマスパーティをすることになった。
多分私のせいもある。
２１日に予定していたのが、旅行のために参加できないといったら急遽１４日にすることになった。
講師は喜んでいた、クリスマス前後は連日パーティが続くそうだ。

交換するプレゼントを持参。
女房に言ったら、準備してあるから適当に選んでもっていってという、えっ。
女房は多分いろんなパーティに行ってるんだ。

ビールを飲みたい人はビール持参。
その他は会費から準備する。
今日はクリスマスポエムを勉強、有名な歌だそうだが私には初めて。

パーティには講師のフィアンセがいつも参加する。美人のカナダ女性。
パーティだけいつも参加するので顔なじみになっている。
一足早いクリスマスになりそうだ。
といっても私にはクリスマスは殆ど関係ない行事になってしまっているが。

北国のロマン

演歌に出てくる傷心の女は決まって北を目指す。
私は北国の雪深いところで育ったので、北国にそんなにロマンは感じない。
最近は積雪が減って、雪の無い正月も多くなったらしい。

厳冬の地吹雪は経験しないと分からない。
車のヘッドライトも役に立たないほどの白い猛威が襲い、道を踏み外した車があちこちで雪に突っ込んで立ち往生する。
屋根に厚く積もる雪を排除する作業で毎年何人もの人が亡くなる。
春先の雪解け道は泥と雪が混じってドロドロになる。

雪が美しいのは積もり始める時だけだ。
それと電車から眺める雪化粧した山間の木々、これは幻想的な墨絵のようで美しいが。
要するに旅人にとっては美しく見えるだけでそこに住む人にとっては凍えるような日々なのだ。

携帯カイロ

昨日のカラオケ忘年会での景品抽選会で「携帯カイロ」使い捨てカイロというのかな、それが当たった。
腰の部分に貼り付けている。
少し熱くて低温やけどの恐れあり。

女性と話していると、この使い捨てカイロの愛用者が多いことが分かる。
ズルッとスカートの下から落とした経験者も多い。
私じゃないよ～と知らん振りするらしい。
そういえばダンスの女性講師も愛用してるといっていた。

これから暫くカイロくんのお世話になりそうだ。

雨の日

私は滅多に洗車しない横着者。
今日は雨、車を運転したくなるが用事が無い。
女房がお出かけなので車で送ろうか、といったら電車のほうが速いからいいよと断られた。
雨は夜半から降り出したと見えて、結構降り続いている。
こういう状態の中を運転すると洗車したと同じ効果が得られる。

女房の気が変わって「せっかくだから送ってもらおうか」と。
往復１時間半、車はすっかり綺麗になった。

スパイウェア

今日のＮＨＫ夜７時３０分からの「クローズアップ現代」を見た。
あの唇の薄い冷た～い感じのする、ちょい意地悪そうな年配の女子アナが担当している番組です。

そして、
あなたのパソコンにも密かにスパイが入り込んでいるかも、だって。
そのウィルスは気づかれないように進入してあなたのパソコンをスパイしているかも。
あなたが見るＨＰ、メールなどパソコン上であなたがやっている作業が全て筒抜けになっている。
つまりあなたのプライバシーが全て読み取られる。
インターネット通販であなたが使用するパスワード、銀行口座の暗証ナンバー、口座ナンバーまで読み取られる。
そして、あなたの口座から勝手に預金が別口座に送金されそっくり奪い取られる。
アメリカで猛威をふるっているらしいですが、遂に日本でも被害が発生し始めたとのこと。
何百万円も自分の口座から知らないうちに抜き取られた実例が放送されていました。

ウィルスの進入経路も分かりにくい。
あるＨＰをクリックするだけで密かに入り込み、パソコンの奥深く入り込みジッと機会を待っている。
画像、動画、壁紙などにも隠されていて、それを見ることによって潜り込む。
ポルノ動画は要注意（これはテレビでは言わなかった）

一体どうすりゃいいの。
ウィルス対策ソフトといたちごっこしてるらしい。

寒むっ！

今日はいきなり寒かった。
何じゃこりゃ。
冬や冬、冬。
８日早い木枯らし１号だと。

年の瀬

私の年代になると年の瀬は、そこはかとなく侘しい。
また茫然と１年を過ごしてしまって、またひとつ老いてゆく、そんな想いがひたひたと押し寄せてくる。こんな繰り返しのうちに一生を終えてしまうのだろうか。

もうひとつ、充実した人生を刻んでみたいという願いは果たされることも無いのだろうかと。

そんな人生ばかり送ってきた。
受験地獄から開放されて後の４年間も、いざ開放されて自由になったとたんに時間ばかり浪費して結局大したこともしなかった。
今回も会社人生から開放されて２年、結局自由の身は、無為を愛する身で過ごしてしまった。

要するに「怠け者人生」が好きなのかもしれない。
贅沢といえば贅沢かもしれない。
もう大きな賭けに出る勇気も気力も無いな。

そうだ、そろそろ年賀状の準備しなくちゃ。
パソコンの住所録消しちまってるし。

忘年会

明日はカラオケクラブの忘年会、と言ってもそのクラブには発表会の時だけ参加している、名前を登録しているだけの会員だ。

某ホテルの宴会場を借りて食事しながら順番にカラオケで歌うという忘年会だ。
会費３０００円、安っ、ろくな料理は出ないな。
女房の関係のカラオケクラブだ。
歌う歌は登録済み、６０人ほど参加すると言うから１曲しか歌えない。

本番当日

「１万人の第９・合唱付」コンサートの本番当日。９時半集合。
まず１万人の席の確定作業から始まります。
参加予定者の中で欠席者が出ますと空席が出来ますので、空席が無いようにして席を移動しながら全員の席を確定します。従って１万人のほかに欠席率を見越して多めに応募しているのでしょう。
詰めた席は一般客用となります。
男性は黒のスーツに蝶ネクタイ、女性は白のブラウス、黒のスカートです。
今回の参加者の年齢は９歳から９２歳までと幅広い年齢層です。

参加者は全国３２県から集まるそうです。北海道からの参加者もいるとのこと。
遠方からの人は、大阪城ホールの隣がニューオータニにホテルなのでそこで宿泊する人が多いようです。
そこで帰りに食事しようとしたら予約で満席とのことでした。

その後最終リハーサル。
本番は３時からです。

第１部は森山良子の歌。
３曲歌いました、さとうきび畑、涙そうそう、マザーアースです。とてもよかった。
息子の直太郎も観客席におりました。

第２部の第９は最高でした。
終了後も暫く拍手がやむことはありませんでした。
ユンソナも参加してました、去年も参加したのですが練習不足で去年は悔し泣きしたそうです。今年は完璧だったと自分で言ってました。

最後は「蛍の光」を全員で歌ってお開きです。
女房と一緒に参加しているので、帰りは少し張り込んでの夕食をしました。

テレビ放映は１２月２３日午後２時から毎日放送でされるそうです。