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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

「れいわ新選組」かく戦えり(8)

2020年01月05日 | 社会

思い入れれいわ新選組」総括

 

2019 夏 
参議院選挙をかく戦えり!

 (8)オムニバス追加 ー 消費税は廃止

 


  「れいわ」の選挙  

 

 

「消費税5%ぐらいのパワーワードがないと、政権交代の目は出ない」(山本太郎 日刊ゲンダイ 12月31日)

 

それではだめ!! そもそも5%では消費者も、有権者も納得しない。5%では「れいわ」の支持者が許さない。5%はちょぴっと経済的効果はあるかもしれない、しかし期待する政権交代効果は0(ゼロ)だ。有権者は政治的野心をもって「消費税は廃止」を支持してきたし、これからも支持して行く。野党連合とか政権交代の上滑り政局にイージーにスライドせずに山本太郎は山本太郎の道を行け!といいたい。一見「廃止」より「5%」の方に可能性があるように見えるがそれは完全に逆なのです。一旦実行されている10%消費税を「廃止」であれ、「5%」であれ、さかのぼって、そこまで法律改正する事は物理的に政治的に至難の事である。他の党に「難易」をいい、有権者に「損得」をいうだけではパワーワード=説得力、にならない。それが政治力学というものだ。法律改正が至難である事は有権者の方がよく知っている。そこは「消費税は廃止」の政治的イノベーションを訴えて、20年(来)のデフレ経済からの脱却をいうべきで、まさに「れいわ」の土俵で戦うべきなのである。小さい難易、損得より、経済に大きく刺さる景気回復の戦いである。「5%」では景気回復のとっかかりにもならない。他の野党との政治的駆け引きや忖度ではなく、若い有権者の経済苦境の問題意識の中にしっかり入って行くべきだ。喝(かつ)!

 

 

他の野党は「5%」すら考えていない。
「れいわ」主導の再編成は「消費税は廃止」で統一

 

各党はそんなこと(5%)出来るはずは無いと小さい方のアタマで考えている。2019年7月の各党の公約を見れば明らかだ。立憲「10%反対(8%凍結)」、共産「10%中止(8%へ)」、社民「10%中止へ(8%へ)」、国民「(消費税公約なし)」、どう改心しても、どこにも5%の目はない。ここだけ見ても野党連合は不可能だ。

早く「れいわ」主導の野党再編成を進めるべきだ。政治家は当面は個人集結になるだろう。フリーの有権者を含めて猛勉強と活発な議論とともに「消費税は廃止」が統一公約になるべきだ。有権者はそれを望んでいる。「消費税は廃止」をスローガンにした野党再編成、つまり「れいわ」を主軸にした野党連合、政権交代を進めるべきだ。

 

 

 

迷ったら山本太郎の原点にきけ! 
政権交代の目はここにある。

れいわの原点

 

 ── 参院選の前(2019年夏)、あなた山本氏は消費税5%への減税を主張していたが、選挙では「廃止」になった。どうしてなのだろうか?(週間朝日上田耕司氏)

「消費税は5%に減税、を野党の共通政策として参院選を戦いたい狙いがありました。落とし所を5%にするためには、廃止でプレッシャーをかける必要があると。5%がかなえば旗を降ろすとまで宣言していましたが、影響なかったようで(笑)。野党は『増税凍結』で選挙に突入した。ですから本番でも遠慮なくこの国に一番必要な廃止を訴えました。 8%から5%、3%を経由して段階的に廃止するやり方だと、次に税率が下がるときまで待とうという買い控えが生じるおそれもありますから、本物の景気回復には廃止のほうがいい(山本太郎氏)

 

 ── とはいえ、消費税をゼロにした場合、財源はどうするのだろうか? (上田)

「消費税をやめると仮定した場合、年間20兆円くらいの財源が必要になります。その財源を何で埋めるかというと二つある。一つは国債の発行。もう一つは税でやる。法人税を累進性に変えていく。もうかっているときに税率は高まるが、そうでないときは税負担が低くなるというやり方です。さらに、所得税についても累進性を強化し、分離課税などをやめることで金持ちからより取れるようになれば、29兆円の財源ができるという試算が存在するんです。あくまでざっくりとした数字。でも、税の取り方を変えれば、消費税だってやめられる、ということです」 (山本)

──AERA dot.(2019.9.19)

 

 

こんなに優しい原点があるのだろうか? こんなやさしい(易しい)原点があるのだろうか? この対談の頃からは目に見えて有権者の意識が変わってきた。10月からの10%増税を経て日本の経済が悪くなってきた実感がある。身を振り返ってみれば家計の先き行きに光は見えない。軽減税率、キャッシュレス還元など朝三暮四(※)のごまかしだという事が明確に分かる。消費税が所得格差を生み、庶民から理不尽な税金をはぎ取っているという感覚が生じてきた。

※ 朝三暮四 猿山の猿たちに飼い主が木の実を朝四個、夕方三個与えようとしたら猿たちから猛烈な抗議があった。それではと「朝三個で夕方は四個にする」と言ったら、猿たちは納得して静かになった。中国故事

 

みなさん忘れていませんか? 有権者の意向が集結すれば消費税は廃止できるのです。「消費税はいやだ」でいいのです。それで経済が成り立つかどうかはあなたの責任ではありません。あなたの責任は「消費税はいやだ」と訴えることです。

 

 

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