体感温度は早春です。気温が4℃~11℃の間で、真冬はこれから来るのかなと言う気がします。
昼食を松花堂弁当にしようと思っていたら、昼御飯は家で済ませてしまい、松花堂の近くの石清水(いわしみず)八幡宮に到着したのが14:30になってしまいました。早起きをしないといけませんねえ。
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一見形の決まらないような、でれーっとした餅です。これは餡餅です。
江戸時代明和年間(1764-72)頃から続くと言われる素朴な餡餅です。餡子の甘さはやや控え目で、餅は柔らかくて手で持っていると次第に垂れてくる。
餅は片栗粉で包まれ、触れるだけで粉が落ちます。粉はきゅっきゅっと音のしそうなくらいのきめの細かな片栗粉で味は全くない。
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左:餅の箱です。街道筋の茶店で、この餡餅を商売している絵です。店頭でお金を差し出して購入しています。また、店の中で座って、お茶を飲みながら餅でも食べて休憩しているのでしょうか。
右:俳人虚子も立ち寄ったらしい。走井餅といいます。
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石清水八幡宮の山の麓にある頓宮(お旅所)に向う一の鳥居です。この前に走井餅の店があります。
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餅の由来のある絵です。東海道五十三次之内大津・走井茶店と書いてあります。広重か北斎か定かでありませんが、街道風景のスケッチです。3軒の家の手前のが、走井餅を売っている絵らしい。
大津市大谷町に月心寺と言うのがあります。現存しています。大谷町と言えば「知るも知らぬも逢坂の関」と詠われたところで、東海道に面しています。
この月心寺に良い清水が湧き出て走井と言っていたそうです。その清水を利用して作った餅として旅人の間で評判だったそうです。
明治43年に四男が八幡に店を開きました。大津の店は昭和初期に廃業し、跡地がお寺になりました。以来、八幡の店が名実ともに後を継いだと言う訳です。
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Yahooの地図を見ますと、大津の月心寺と石清水八幡宮に紫色で印をつけました。
餅一つでもこんな由来があるのが楽しいですね。
昼食を松花堂弁当にしようと思っていたら、昼御飯は家で済ませてしまい、松花堂の近くの石清水(いわしみず)八幡宮に到着したのが14:30になってしまいました。早起きをしないといけませんねえ。
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一見形の決まらないような、でれーっとした餅です。これは餡餅です。
江戸時代明和年間(1764-72)頃から続くと言われる素朴な餡餅です。餡子の甘さはやや控え目で、餅は柔らかくて手で持っていると次第に垂れてくる。
餅は片栗粉で包まれ、触れるだけで粉が落ちます。粉はきゅっきゅっと音のしそうなくらいのきめの細かな片栗粉で味は全くない。
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左:餅の箱です。街道筋の茶店で、この餡餅を商売している絵です。店頭でお金を差し出して購入しています。また、店の中で座って、お茶を飲みながら餅でも食べて休憩しているのでしょうか。
右:俳人虚子も立ち寄ったらしい。走井餅といいます。
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石清水八幡宮の山の麓にある頓宮(お旅所)に向う一の鳥居です。この前に走井餅の店があります。
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餅の由来のある絵です。東海道五十三次之内大津・走井茶店と書いてあります。広重か北斎か定かでありませんが、街道風景のスケッチです。3軒の家の手前のが、走井餅を売っている絵らしい。
大津市大谷町に月心寺と言うのがあります。現存しています。大谷町と言えば「知るも知らぬも逢坂の関」と詠われたところで、東海道に面しています。
この月心寺に良い清水が湧き出て走井と言っていたそうです。その清水を利用して作った餅として旅人の間で評判だったそうです。
明治43年に四男が八幡に店を開きました。大津の店は昭和初期に廃業し、跡地がお寺になりました。以来、八幡の店が名実ともに後を継いだと言う訳です。
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Yahooの地図を見ますと、大津の月心寺と石清水八幡宮に紫色で印をつけました。
餅一つでもこんな由来があるのが楽しいですね。
この1号線沿いのお寺は、前をいつも通り過ぎていたのだろうと思います。
存在すら知りませんでした。車が停め難いという事もあるかも知れません。
お寺での精進料理はヘルシーで、ついわびとか、さびとか、感じながら戴きますね。一度行って見ましょう。
私なぜか月心寺の精進料理の本を持っていて、こちらにもいつか行きたいと思っていました。たしか写真に走井写っていたような・・・。
頼朝らの河内源氏は八幡様の信仰ですね。
頼朝と義経が出会った黄瀬川でも、八幡様の境内でしたね。富士の湧水、柿田川の帰りに立ち寄りました。
一晩置くと少しは硬くなって、それらしいのですが、単純な漉し餡の甘さです。最近あまり歓迎されないかも。
由緒のあるお餅なんですネ~。
ここへ参ったら、たいていのかたが購入されるのでしょう、味もいいものなのでしょう・・・。