長友選手のゴールで2-0になって、応援席には楽勝ムードが漂った。ワシの周りでも、みんな携帯で他会場の試合状況をチェックしていた。名古屋と大分の試合はスコアレスだったので、このままいけば、4位かと、気の抜けたムード・・・。
ところが、羽生選手が大竹洋平と交代したところから雰囲気がおかしくなりだした。ゴールキーパーの塩田が弾いたと見えたボールがゴールに入って1点とられて、その後は試合が完全に千葉サイドで行われていた。
ゴール裏で見ていると、向こう側で試合をやっているようになるので、どうなっているのかさっぱりわからない。すぐ同点にされて、東京もやむなく前がかりになって押し上げていたので、あっというまに3点目、4点目をとられた。
今年は2回、千葉方面に遠征。野球とサッカーで1回ずつだが、2回とも凄惨な負け方をした。いずれもよい思い出が残せなかったが、帰りに寄った魚屋さんと、電車の中で知らない人から声をかけられた。「東京もいい試合してましたね。」サッカーは人と人をつなぐ。