
カンナ
「女の唇十も集めてカンナの花」 山口 青邨
(花の歳時記より)
今日は曇り空
だからなのか、オッサン2はパラソルを
畑に持ってくるのを忘れた。
やがて、空はピーカーに晴れ、
オッサン2が草刈り機で刈った草を
畑の縁に運んでいると
もうそれだけで倒れそうに・・・・

オッサン2はパラソルを
取りに帰り、私はその下でラジオをつけて
草取りに励みます。
NHKの「らじるらぼ」を聞いていると
【らじる文庫】の朗読コーナーで
徳富蘆花(とくとみろか)の小説
『草取り』の朗読が始まった。
丁度、草取りをしているその
ジャストタイミングで・・・・

徳富蘆花は代表作『不如帰』の作者で
明治元年生まれ、トルストイに心酔し
1906年にロシアを訪れ、
トルストイと一緒にヴァロンカ川で泳いだりした。
帰国後はトルストイの影響で
半農生活に入って美的百姓と表し
『みゝずのたはごと』や
『草取り』を書いた。
私の拙い記憶力で、内容を書いてみます。
【草は取って焼いて灰にしたものを
再び畑に入れたり、取ったものを
畑に埋めたりして土の肥やしにする。
草が一本も生えていない畑は
清水かえって魚棲まずで
草なきは命なき赤土である。
草のなかには抜くと、香ばしい香りを
放つものもある。
草を取るのは、朝露のかかっている頃が良い。
夏草は制しやすいが、秋草は
すぐ実になり、油断すると種が落ちる。
草を取ろうよ!草を取ろうよ!】
は~い。
今まさに草を取っていますよ。
貴方の「草なきは命なき赤土である」という
言葉は、すご~く慰めになりましたが
この畑を見てくださいよ
all草ばかりなんです。

草を取ろうよ!
早く草を取ろうよ!
ついでに
お腹の脂肪も取ろうよ!
今日の体重測定は、マイナス300gでした。
草も取ったし、脂肪も取ったぞ!

山ホロシが地味に咲いています。
あまりにも暴れるので
大きくカットした結果
おとなしく咲いています。

真夏はあまり咲かない
アルストロメリアですが・・・
可愛いですね。
今日も来てくださってありがとうございます。
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