夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

ジャイサルメール城塞の中へ

2024年11月30日 13時27分57秒 | インド ジャイサルメール



ジャイサルメール2日目は
いよいよジャイサルメール城塞の中へ




西入り口から入って行きます。


旗が立っている所がかつての王宮で
今は博物館になっています。

ジャイサルメール城砦は2013年に世界遺産に
登録されました。


台地状のトリクタの丘の上に
ラーワル・ジャイサルによって1156年に
黄色い砂岩で築かれたジャイサルメール城。







この繊細さにはただただ驚くばかり!



博物館の中には現在の王様の写真が・・・






当時の王座







砂岩にこんなに細密に彫刻を施した
職人たちの多くは、パキスタンに渡ってしまい
インドにはもういないとのこと。



宮殿の窓からの市街地をのぞむ。










御妃様が住んでいた所だったかな?



宮殿の中は天井までも美しい。


王様が着ていたという服。
超巨大、身長は2メートル以上あったとか
確かにインドの男性は大柄な人が多いが
反対に女性は小柄な人が多いと思う。



王宮から城塞内と旧市街をのぞむ。







これからジャイナ教の寺院に行きます。

ここでインドの宗教について書きます。

インドではヒンドゥー教が79.8%
イスラム教が14.2%、キリスト教2.3%
シーク教1.7%、仏教0.7%、ジャイナ教0.4%

ジャイナ教はこんなに少数派ですが、
残されている寺院は、目を見張る彫刻の寺院が多い。



ジャイナ教は紀元前6~5世紀にインドで生まれ
不殺生、真実語、不盗、不淫、無所有の
5つの厳しい戒律のもとで生活している。
世界一戒律の厳しい宗教と言われ
高僧は自ら頭の髪の毛を抜きます。
町中では全裸の高僧が歩いていることも・・・






現地ガイドのバーンさんは、ジャイナ教徒で
入るたびにお参りをしています。



ジャイナ教の24人いる祖師の8番目の祖師。
ガイドさんは預言者と言っていた。
お顔は仏像に似ています。


二つのジャイナ教寺院を見た後は・・・・



ジャイサルメールで一番の
パトウォン・キ・ハヴェリ

宝石と高級錦織の裕福な貿易商の
グマン・チャンド・パトワによって
19世紀の最初の60年間に建設され
装飾彫刻を施した出窓などは
ただただ目を見張って見上げるばかり!



2年程前に偶然付けたNHKの画面に
この美しい建物が映し出されていました。
” えぇーここは何処?絶対に行きたい!”
それ以来ジャイサルメールは、憧れの地となりました。



そしてその夢が叶った今
今回の旅の仲間から
「どうして最初のインド旅行で、タージマハールなど
ではなくて、ジャイサルメールを選んだの?」と
聞かれたので、それで
「NHKの番組のジャイサルメールを見て
ハートにビビッときて、行きた~いと思ったからよ。」と
答えています。

誰もが西インドのこんな田舎を
インド最初の旅行先に選んだのが不思議だったらしい。






所有者の地位と富を誇示するために
黄色の砂岩に細かく刻まれた装飾彫刻。









衣服もこんなぶら下げ方式で売っています。


それではまた明日ね。


今日も来てくださってありがとうございます。


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