「何回目のインドですか?」
「もう数え切れないほどよ、10回以上かな」
前世も来世も、もちろん現世でも
インド人だと言う自称インド人マダム。
今日は、これからゴールドシティの
ジャイサルメールに行くので、全身ゴールドで
シルクのインドの伝統的民族衣装(クルタ)を
身にまとったインド人マダム。
マダムはインド滞在中毎日違う色の
クルタを見せてくれました。
普通の大型バスに乗るのは
ツアー客の7名と添乗員とガイドの総勢9名。
ですが、そこに観光地に行くと現地ガイドが
加わり10名となります。
だから一人4席を占領しても
全然かまいません。
空港に着くとポーターが機敏にサッと
スーツケースを運んでくれます。
荷物を運んでなんぼの世界なので
奪い合いで運んでくれます。(ポーター代は旅行代金に
含まれています)
ミネラルウォーターは10ルピー(20円)
デリーの空港内のフードコートで
早めのランチにします。
待っている間に
フードコートをぶらり!
そうしている間に、添乗員さんが
運んできて下さったのはこれ!
ドーサの中には
カレー味のポテトサラダのような物がありました。
ドーサは甘くないクレープのようで
美味しいですが・・・半分くらい食べたかな。
空港の外は相変わらず紗がかかっています。
食後、急成長中のインドの航空会社
LCCのIndiGo の機上の人となりましたが
満席のようで、なかなか離陸しません。
早くジャイサルメールに行きたいのに
まだ立ったままの乗客もいます。
そのうちに私たちの座る26列目の前の
通路を挟んだ席の女性が立ち上がり
「レデース、エンド、ジェントルマン・・・
・・・・・英語でぺぇーらぺぇーら」と言って
座りました。
エッ!何て言った?
ポカーンとしていると、隣の席のツアー仲間の
横浜バイリンガル純真おばちゃんが、内容を教えてくれました。
私たちはこの飛行機でジャイサルメールで
ある友人の結婚式に出席するのですが
その仲間の2名がダブルブッキングにあって
座席がありません。どうかお急ぎでない方が
いらっしゃいましたら、お席を譲って頂けないでしょうか。
すごーい!ただの横浜純真おばちゃんかと
思っていたら、バイリンガルだったんだ~
後で「どうして英語が喋れるの?特別な勉強をしたの?」と
聞いたら、「いいや、別にしていないけど・・・」
「例えばNHKの英語教室とか町の英語学校とか・・・」
「私はただ中・高校で学んだだけよ。学校が
ミッションスクールだったので、英語を話す機会が
多かったから・・・」
「そうなんだ!尊敬します!」
「余計なんだけど・・・前の席の男女は
エロイことをずっと話している」
そんなことまで聞き取っていたのかい?
結局、ダブルブッキングは6名分だったらしく
何とか解決して、30分遅れの離陸となりました。
それにしても、何人のグループでの結婚式出席かは
分かりませんが、男性ではなくて女性が立ち上がって
しっかりとした声でお願いしたことが
功を奏したのだと、その女性に拍手を贈りたくなりました。
離陸してからは、フルスロットルで
所要時間の1時間50分もかからないで
インディゴ機は目的地のジャイサルメール空港に
着陸したのはいいのですが・・・・・
またカメラ禁止なので、大っぴらには
撮れなかったのですが、戦闘機の格納庫が
カモフラージュされて沢山あって、パキスタンが近い
軍用空港だというのが、もろ分かりで
緊張感がありましたね。
そのせいもあって、着陸してから空港施設までの
距離がまた長~いの!
10~15分は走っていたと思います。
やっと着いたーと思って撮ったけど、違った施設。
窓ガラスは傷だらけー
ここがジャイサルメール空港の外観。
早くもジャイサルメールぽいね。
バスに乗って少し走ると見えてきました~
ジャイサルメール城砦
今日は、ここには入らずに
ここ
ガディサル湖に来ました。
ここは1367年に造られた雨水湖で
チャトリと呼ばれる建物があります。
魚がウヨウヨ。
この魚を獲ることは禁止されているそう。
こちらからのアングルが良かったのに
気が付くのが遅かった。
帰り道の両側の露店には
ラクダと撮る写真スポットもあり
女優ライトまでありますよー
乗ってきたバスと現地ガイドさん。
明日はいよいよジャイサルメールへ
それではまた明日。
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