今日は13日に
牧野植物園であった
「シンビジュームの育て方教室」をアップします。
教室は新型コロナウイルスの感染を
防ぐため、向かい合わせになっている机の上には
透明の仕切りが設置されています。
それを通してのモニター画面を撮っているので
反射の画像が写り込んだりしています。
御見苦しいかもしれませんが
悪しからずご了承くださいね。
1.シンビジウムとは
● 原種はインド、東南アジア、日本、中国、
ニューギニア、オーストラリア北部などの
熱帯から温帯に広く分布しています。
2、自生地の環境
● 分布地域での生育場所は、樹上または地面。
自生している環境を踏まえて、
日当たりと風通しの良い場所に置く。
● 雨期と乾期がある気候。
★ 気温が高く成長する時期はしっかり水をやる。
樹上で育つ蘭
3、置き場所と水やり(春~秋)
● 4月中旬~下旬、屋外の最低気温が12℃以上に
なったら屋外に出す。
● 日当たりの良い場所に置く。
葉焼けをする場合は遮光ネットを張る。
葉焼けで傷んだ葉は、元からカットする。
★ 水やり
● 屋外に出している場合は、バークの表面が
乾いたらすぐに水をやる。
● 基本的には午前中に、鉢の底から抜けるまで
与える。夏の高温時は夕方に行う。
4、置き場所と水やり(冬)
● 10月中旬~11月中旬、屋外の最低気温が
10℃以下になったら、屋内に取り込む。
● 室内は10~18℃が適温。
★水やり
● 室内に取り込んでいる場合は、乾いてから
1日おいて水をやる。
5、主な害虫
5-1 カイガラムシ
5-2 アブラムシ
5-3、ハダニ
5-4、スリップス
5-5、ナメクジ
6、主な病気
● 炭疽病→ 葉先が枯れ込む。
● 軟腐病→ 新芽が腐る
※ ウイルス病以外は殺菌剤を用いて対処可能。
● ウイルス病
治療法がないため、使用済みの支柱やハサミは
消毒し、鉢の再利用は避ける。
7、植替え
● 適期は4月~5月中旬までに行う。
● 道具や資材
● 用土
● 作業手順と内容
① 鉢をもんで株を抜く。
② 株元に付いている皮を取り除く。
③ 根の状態を確認し、傷んだ根をハサミで切る。
④ 植え込む鉢を選ぶ。
⑤ 新しいバルブが鉢の真ん中付近になるように
置き、バークを入れる。株を固定しながら箸でつつく。
⑥ 更にバークを足し、株に触れても動かなくなるまで
しっかり箸で突き固める。
⑦ 置き肥を入れて完了。
⑧ 鉢底の穴から出る水が濁らなくなるまで水をやる。
8、肥料
● 置き肥と液肥があり、有機と無機を併用すると良い。
9、芽かき
● 秋の芽かき
これで教室は終わりました。
そしてお待ちかねの
シンビジウムを頂きます。
受付時に番号を選びます。
5枚ほどしか残っていない中から最後の
20番を選びました。
これで~す。
前回の蘭は恥ずかしながら
惨めな姿になっています。
このシンビジウムは花が咲くように
立派な大人に育てあげたいな。
🌷・・・・・今日の庭・・・・・🌻
アイリスがもう少しで完全に咲きます。
早~い!
原種チューリップ・アニカさん
昼間は完全にパックリ開いていましたが
夕方になると閉じていました。
でも閉じているこの感じが好きです。
5色ミックスのチューリップ
黄色と赤が咲きましたが・・・後は・・・
アプリコットビューティー
フレミングフラッグは
相変わらず背が低いままです。
ノースポールが勢いづいてきました。
今日も来てくださってありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます