夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

世界水準の植物園&山アジサイ展

2023年05月22日 19時59分19秒 | 牧野植物園




日曜日に牧野植物園で開催されている
山アジサイ展に行ってきました。


らんまん効果で更に日曜日ということもあって
駐車場がいっぱいになるだろうと
9時オープンと同時に入るため家を出て
着いたのが9時に7分前でしたが、もう既に入園を
待っている列ができていました。
らんまん効果は凄い!





九重の花吹雪
小さいクシュクシュとしたお花の集まり

満天の星
優しい藤色


天の川
山アジサイならではの美しさ

伊予獅子てまり
白い棉のような花です。

酔湖姫
優しいピンク色に心奪われます。

津野山神楽
花を支える茎も全てがピンク色って
珍しくないですか?

酔湖みれん
私だったら“天使のはごろも” と命名するな
でもありふれているかも・・・・

写楽
お花は可憐な感じだけど・・・

乙女の舞
この山アジサイは欲しいと思いました。

山の神
色が素敵です。

丸山ぼたん
こでまりのような花ですね。



外では山アジサイの即売をしていました。



私が買いたいと思った山アジサイは
売っていなかったので買いませんでした。
買っても植える所が有りそうでないのよね。




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前日の土曜日に建て替えオープンした
ラボテラスに早速、入ってみました。






1階にあるラボでは小学生が
入浴剤などを作っています。


3階から温室を眺めたところ
2階は研究棟になっています。


3階のレストランで一休み


凍ったブルーベリーや苺が入っている
爽やかな飲み物。
ただ氷が多すぎるよ~


景色はお隣の竹林寺が見えて最高!




過去に、北海道大学植物園や
京都府立植物園、筑波実験植物園などを
訪れて、その時に無意識に牧野植物園と比較して
いる自分がいましたが、結果はいつも
“牧野植物園の方がいい” でした。

牧野植物園をそんなに口には出さないけれど
誇りに思ってきました。
こんな片田舎の貧しい高知県だけど・・・
他にあるバラ園とか、きれいなお花が植わっている公園
だとか、そんな所には無い植物を愛する地味だけど
奥の深い植物園は他には無いんじゃないかと
自負してきました。



そしたら今日
小口健蔵氏が書かれたパークマネジメントの最前線
を読んで納得した、腑に落ちたのです。

その記事の中から抜粋しました。

開園から40年経った1998年に
ニューヨーク植物園のアジア部長・主任研究員
だった小山鐵夫氏を招請し
『日本で屈指の植物園、世界に知られた植物園』を
世界水準の植物園を目指した。

世界の名だたる植物園が実践している
① 研究 ② 教育・普及 ③ レクレーション
この3分野をバランス良く追及している。

中身はもちろんですが、外見も一流を目指し
園地や建物のデザイン、広報等のコミュニケーションデザインが
洗練されていることも重要です。
シンガポール植物園を設計した稲田純一氏や
牧野富太郎記念館の設計は内藤廣氏が担当し
骨格作りがしっかりしている。

牧野富太郎博士の業績に触れることができ
博士が収集した宝の質量がすごいことで
植物コレクションに芯が通っている。

様々な企画展の内容がよく考えられていて
質が高い。



開園から65年めを迎えましたが
この間に少しづつ、少しづつ進化してきた牧野植物園。
それには園内で植物に関わってきた
職員の方々の情熱があったからこそです。
植物の名前が読み取れない朽ちた名札は
一つも存在していません。
これだけでも凄いことだと感じています。

園内を歩いている時に
友達に「バラ園なども造ればもっとお客さんが来るのにね」と
言ったことがありますが、今は
バラ園は日本全国にたくさんあるし・・・・
牧野植物園はやはり他にない独自の植物園を
目指して欲しいと・・・・


これからも世界水準の植物園を目指して・・・・


今日も来てくださってありがとうございます。



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