どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

ジャンボの日。

2013-04-26 | Sandstorm




初日62。
つるやオープンの66歳ジャンボ尾崎。
ジャンボといえば、自分が初めてクラブを握った頃の偉大すぎるカリスマである。
ゴルフといえば、ジャンボ。
青木、中島、倉本などもいたが、あの時代、ジャンボファミリー抜きでゴルフを語ることなどできない時代だった。
あれから20年以上が経った今日のラウンド、1イーグル9バーディー?
初めなんかの間違いかと思った。
それもレギュラーツアーで。
近年は腰を患ったりして、あの頃を知る者にとっては見るに堪えない映像が画面には続いていた。
まあこれが4日間続くかは別として、1ラウンド1イーグル9バーディーのエージシュートは、失礼かも知れないが奇跡としか思えない出来事であろう。
何より嬉しかったのは、ジャンボがあの頃と変わりない自信過剰なほどのアクションと発言をしてくれたことだ。
自分がどんな状況にあるかは本人が一番よく理解しているはず。
その中でも、捨ててはいないものを彼は示してくれている。
ゴルフへのこだわり。
レギュラーツアーへのこだわり。
過去の栄光よりも、これからの栄光を求め、誰のためでなく、自分のために輝こうとする姿。
本当に持つべきプライドが、そこにあるような気がした。
一般的には、シニアツアーで活躍する年齢。
バカ、と言われてもおかしくない生き方かも知れないが、あえてそれがカッコ良く思えたりする。
自分にはできないようなことだから。





今日一日だけの活躍でのこの騒ぎようを、若い人たちの目にはどう写っているのだろうか。
たぶん、昔のスターだった年寄りがたまたまよく頑張ってるな、くらいかも知れない。
ただジャンボは、あの時代を知っている世代にとっては“ゴルフそのもの”といえるくらいの存在であることは間違いない。
感嘆するようなドラマを数限りなく見せられてきた。
ちょっと鼻につくほどのあの仕草ひとつひとつが、あの時代に生きた人のプライドそのものなのである。
世界で活躍した青木も凄かったが、日本のゴルフ人気を引っ張っていたのは紛れもなくジャンボ尾崎というカリスマだった。







ちなみに今日のラウンド。
9ホールのハーフだったが33回。
自分にしては上々だが、単純計算でもジャンボの方がはるか上。
それにショートコースでパー30だったりする。(笑)









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