どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

名古屋大賞典、当時間帯は曇予報。

2008-03-20 | 名古屋競馬の話

さてとうとうやってきました、名古屋大賞典。
このレースは、現在名古屋で行われている3つの交流重賞のひとつ。
この交流重賞がはたして名古屋競馬の収益にどれだけの貢献があるのは全くの不明ですが、それでもせっかく関係者の方が努力をして守ってきた地元のビックレース。
思う存分楽しませていただきましょうか?


ただ、外は雨・・・。
雨、雨、雨。。。
昨日水曜日には、すでに最終レースの頃には不良馬場に。
最終レースは、なんと3連単200万オーバーの大荒れ決着。
自然と高配当の期待も高まります。
当てることができなければ・・・意味もない話なのですがね。。。
ただ、このレースが行われる時間帯には、雨は上がる見込みだとか。






私の展開予想は、先行馬の好位差しの前残り。
3コーナーで先頭から2列目の馬でわりと内目にコース取りをした馬が4コーナーの直線手前で差す競馬をイメージしています。
直線では前の序列は変わらず、先行馬がそのままなだれ込み・・・。
名古屋では、ごくごく平凡な展開予想です。
でもそこにいる馬が何であるかは、難解極まりないレースですが。。。
メイショウトウコンがいくら後ろから行く馬でも、3コーナーではもうすでに先頭集団の直後辺りにいなければとても届かないコース形態ですし(よほどのハイペースなら別ですが)、ましてやこの馬場。
勝負の分かれ目は、2周目の向こう正面。
動きが激しくなるのは必然でしょう。




まず逃げる馬が何なのか?
普通に考えれば、クインオブクイン。
テンに飛ばしてあとはペースをある程度抑える競馬。
もしかしてムーンバレイが最内枠の利を生かして逃げるならば、さらにスローペースに。
他地方馬ともなれば、さらに超スローペースも考えられますが、逆にそうなった場合はハナの奪い合いが長引く可能性も出てきてしまいます。
ただ、クインオブクインの濱口騎手が逃げる作戦を考えているならば、この馬のテンの速さでは抜きん出ているように思われますので、まずハナを取るのはこの馬でしょう。
ただ外目の枠ですので、ちょっとした出遅れで致命的になることも十分考えられます。


ハナを奪う可能性としては・・・?
クインオブクイン(50%)・・・ややスロー。
キングスゾーン(20%)・・・ややスローかミディアム。
ムーンバレイ(20%)・・・スロー。
その他地方馬(5%)・・・超スローかミディアム。
JRA有力馬(5%)・・・ややスローかハイペース。


可能性としては、小回り、不良馬場、内枠という条件を嫌ってメイショウトウコンがある程度前目につけることだって考えられます。
まさかではありますが(力はあるのですから)、あえてこの馬の能力を5割程度しか出せないテンからの競馬をしても、この悪条件よりはベターな選択・・・と武幸四郎騎手が判断することもありえます。
拮抗した馬同士で高いレベルのレースでは馬の力を最大に引き出すことが最善なのでしょうが、他に比べて能力の高い馬の場合はあえてそういった選択もできるはずです。
名古屋の内枠(それも不良馬場)から”差す”競馬をすることは、それだけのハイリスクも背負うことになりますから。
それは、他JRA有力馬の関しても同じこと。
JRAの3頭はこのメンバーであれば、できればどの馬も先行したいに決まっています。
どれか単騎で行けば、ややスロー。
有力馬が裏をかいて皆ハナを争ってしまうならば、大本命がいないレースだけに稀に見るハイレベルなペースになるかも知れません。
可能性は低いですが。。。


ちなみに、ここに述べているペースとは、2周目の2コーナーまでのペースです。
そこから先は、必然的に交流重賞のペースになることは目に見えています。
そうでなければ(超低レベルのレースでは)、誰も納得しないでしょう。
賞金3000万円が泣きますよ。
でもまあ、今回の吉田稔騎手(ムーンバレイ)や岡部誠騎手(レオカーディナル)は何とかそういうレースにしたいのでしょうがね。。。




さてレース後半の展開予想。
ここまでですでにこれだけの可能性が考えられるのに、ここから先を正確に読めるわけがないのでしょうが、ただ一般的な話はできるはずです。
ここでは、ペースによる決着の仕方の可能性を考えます。


一般的に考えれば・・・?
超ハイペース・・・差し追い込み馬が有利、先行馬のなだれ込みも。
ハイペース・・・差し追い込み馬が有利。
ミディアム・・・力通り(総合力)の決着、やや先行馬が有利。
スローペース・・・先行馬が断然有利。
超スローペース・・・先行馬がやや有利も、ほぼ力通り(瞬発力)の決着。


まず考えるのは、どのペースになるのか。
また、それはどの馬のペースなのか。
ペース予想には裏と表がありますので、どちらが出るのか。
それくらいでしょう。
必ずと言っていいほど、名古屋1900m戦は一度レースが落ち着きます。
当たる当たらないは別として、そこまで何通りか自分なりに想像できれば3コーナーの各馬の序列は何となくイメージできるでしょう。
序列・・・、位置取り・・・、コース取り・・・。
そして最後の白熱のラスト2ハロン。
抜け出してくるのは何だ!?・・・・・と予想するわけです。




さて、私の具体的な予想は・・・・・。
結論だけ言えば、私はキングスゾーンに期待したいです。
今回は、展開予想に重点を置いて述べましたが、これまでこのブログにいくつも書いてきたように予想はそれだけではありません。
いくつかの要素を絡み合わせてみても、今回は有利な条件のような気がします。
例えば、他に考えたのは、コースバイアスや馬場状態、枠順など。
それよりも何よりも、”応援したい!”という気持ちが一番なのかも知れませんがね。。。
あとは真面目に走ってくれるかのみ・・・でしょう。
(その他の馬については、あまりにも長くなりますのでここでは御容赦下さいませ。)






ただ、馬券検討はこれで終わりではありません。
最後に肝心な選択がまだ残っています。
それは、券種と買い目の決断です。


予想というのはあくまで可能性。。。
自ら考えた漠然とした展開予想だけでも、2~3通りは思い浮かぶはずです。
1着になる馬だけでなく、それに続く馬も考えなくてはなりません。
そこで予想したのはあくまでひとつの可能性であり、答えではありません。
全くもって完璧な全着順の予想ができるのならば、アナタは神様です。
もしくは、億万長者でしょう。
その自分なりに考えた、馬の能力、調子(デキ)、展開予想、バイアスなどを複合的に検討した予想を、あとはオッズを睨みながら馬券に反映していかなければならないのです。
前回も述べましたが、そこがまた競馬の醍醐味。
ギャンブルする部分なのであります。
単勝、複勝、馬連、枠連、馬単、枠単、3連複、3連単・・・?
アナタなら、どうする?



さて、私の買い目は・・・・・?



・・・・・残念ながら、まだ決めていないのです。
まだ時間はありますから。。。
今回は直前までじっくり考えて決めたいと思っています。
一応、私の頭の中の考えでは・・・。

◎ キングスゾーン
○ サカラート
○ メイショウトウコン
○ アルドラゴン
▲ キクノアロー
△ クインオブクイン
× マヤノグレイシー
× ムーンバレイ
      ・
      ・
      ・

こんな序列になっています。
もちろん全馬買うつもりはありませんし、もしかしたら序列上位馬を買わず、あえて下位の馬を穴狙いで買うこともあります。
展開によって、連れてくる馬も違うでしょうし。
あとは、直前まで・・・・・。
今回は、それまで思い切り頭の中で楽しみたいと思っています。
もしかしたらこの後、最終的な買い目の決断を投稿するかも知れません。
あまり意味のない行為かも知れませんが。。。
まあそれでも、キングスゾーンからの馬券になることだけは確かです。






「第31回 名古屋大賞典(JpnⅢ)」の結末はいかに。。。









 


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