どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

闘争心

2006-11-13 | JRAの話
今週のエリザベス女王杯は、1番人気のカワカミプリンセスがまさか!の12着降着でした。
この馬の強さを素直に認めていた純粋な私が、仕事中にちょいとケータイを検索してみたら・・・、えっ、連にすら絡んでいない?
馬単なら、この馬ほど軸にふさわしい馬はいないと思っていたのでちょっとショック。
それもマルチにさえかからないとは。
牝馬は走ってみなけりゃ・・・、とかよく言われるけれど、やっぱりでも負けすぎだよなぁ~。
よほど調子が芳しくなかったのか・・・、(いや新聞にはそんなこと書いてなかったゾ)、・・・それとも今朝なんか悪い夢でも見たのかなぁ~(馬が夢を見るかどうかは定かではありませんが・・・)、なんて思ったりして。
でも、ゆくゆく見てみると、1着入線12着降着・・・。

こりゃー、家帰ったらグリーンチャンネル見なきゃ・・・。

                     
そんなこんなで・・・~レースを見てみたら、なんてことはない。
強いじゃん!(名古屋弁?三河弁?)
私の考えていたこの馬の強さは十分(すぎるほど!(笑))発揮されていました。

カワカミプリンセスは、その愛らしい名前に惑わされてはいけません!!
彼女こそ、”女傑”と呼ぶにふさわしい!
彼女の一番優れているもの・・・、それは牡馬に負けない位のあの”闘争心”です。
物怖じしない性格とまわりを蹴散らさんばかりの気性は、究極の高レベルの戦い「GⅠレース」では、私の信頼する軸馬の一番の条件です。
名前は、カワカミアマゾネスとか、カワカミジョシプロレスとかならぴったりなのに!
せめてカワカミオバタリアン(古すぎ?)までなら許せるかな・・・?(爆)

まずは4コーナーをまわって本田騎手のムチにはじけたと思いきや、内にほぼ並んでいたヤマニンシュクルなどお構いなしに前にいた馬の内側の隙間に突っ込んで行き、その鬼脚で一瞬にして抜き去ったあと、さらに前にいた内側の馬にもぶち当たっていった(蹴散らしていった?)ようにも見えました。(笑)
まさにバーゲンセールのオバタリアンの勢いで、先頭ゴールイン!

どけ!どけ!どけぇ~!!女王は私のモノよっ!!
って声が聞こえてきたくらい(爆)。

先日の秋華賞では、勝負どころの4コーナーで外に振られる致命的に近い不利を受けながら、最後は立て直すどころかまとめて差し切ってしまうほどの実力と精神力。
今日は運悪く、内に詰まってしまったばっかりに、その闘争心が裏目に出てしまったような気がします。

冷静に分析すれば、本田騎手の騎乗とか、馬の悪癖対策とか、そういう話になるのでしょうが・・・、いやー、彼女は、今回のあの位置からなら誰が御したとしても同じような感じになったのではないでしょうか。
一瞬が勝負の分かれ目になるGⅠの厳しい勝負だけに、本田騎手は勝ちに行くならあれしかなかったかも知れません。
騎乗停止でも罰金でも、降着にならないことを祈って。

しかし今年も南関東の佐藤隆騎手の不幸な事故があったばかり・・・、危険が伴う騎乗は認められるものではないでしょうが、まあそれでもカワカミプリンセスでなければ、ああも激しくはならなかったでしょうね。
それが彼女の良さであり強さでしょうから。

あの闘争心は、自分にも少し分けてもらいたいものです・・・・・。(爆)

それでは、また。




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