どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

第11回名港盃(SPⅡ)。

2007-07-26 | 名古屋競馬の話
今シリーズのメインレース「名港盃(SPⅡ)」が、木曜日、名古屋競馬場で行われます。
このレースは、東海、北陸、近畿、中国地区交流・天皇賞ステップ競走選考競走というサブタイトルもついています。
はてさて、1900mで行われるこのレース、毎度おなじみの東海の面々に、さらに北陸を代表する一頭、新たに南関東から移籍の素質馬も加わり、今回は面白いレースが期待されます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


名古屋10R 「第11回 名港盃 (SPⅡ)」 (4歳上)ダ1900m右

 1-01 フジマサミラクル  (牡7)柴田直57<愛知>
 2-02 ニシノゴードン   (牡7)藤原幹57<笠松>
 3-03 ナムラブロンコス  (牡7)山田崇57<愛知>
 4-04 ウイニングウインド (牡6)吉田稔57<愛知>
 5-05 サンウインダー   (牝7)藤原良55<愛知>
 5-06 ケイアイフウジン  (牡5)大畑雅57<愛知>
 6-07 マヤノモーリス   (牡9)安部幸57<愛知>
 6-08 マルカスティンガー (牡7)大原浩57<笠松>
 7-09 シンメイガルダン  (牡5)丸野勝57<愛知>
 7-10 マヤノオスカー   (牡7)吉原寛57<金沢>
 8-11 ケイアイレーシング (牡8)加藤利57<愛知>
 8-12 アスターバジル   (牡4)倉地学57<愛知>


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


注目は、南関東から移籍初戦の12番アスターバジルでしょうか?
3歳時は、南関東重賞「黒潮盃」を勝つなどオープンで活躍。
昨年、「JBCクラシック」にも名前があった南関東でも期待の素質馬です。
少し前に笠松にいたブルーロレンス同様、なぜこれほどの馬が?と思わせるような移籍で、この初戦が注目されます。
年間200勝の角田厩舎といえば、吉田稔ジョッキー。
しかしながら今回は、同じく名古屋を代表する活躍を続ける彼のお手馬、原口厩舎のウイニングウインドもこのレースに出走するために、アスターバジルの鞍上は倉地学騎手です。
この馬が強いことは明白ですし、まだ4歳という馬齢からも今後名古屋で走り続けるならばオープンで大活躍を見せてくれるであろうということは確実ですが、ことに今回に関しては、初コース、初馬場、テン乗り、と不確実な要素が多く足元をすくわれることも可能性としては大きいように思います。
特に小回り、独特の深い馬場などから、騎手の仕掛けどころが大きく勝敗を分ける名古屋競馬。
初戦は、やはり様子見で乗るのか、それとも強気で乗るのかはわかりませんが、どちらにせよ馬の100%の力が出せるかと考えれば難しいような気がします。
とはいえ、この角田厩舎のエース格のムーンバレイが、あえて本来のココを使わず川崎に遠征したということを考えれば、このアスターバジルに対する配慮も少なからずあったのかも知れません。
厩舎のとってもそれだけ期待の器ということなのでしょう。


すでに、少し話の中に出てきました4番ウイニングウインド
こちらは、名古屋ではもうおなじみの一頭です。
同じ原口厩舎の同厩馬キングスゾーンには、実績で少し水を開けられたような感じになってきてしまいましたが、こちらも負けず劣らず厩舎期待の一頭に間違いはありません。
こちらは川崎の「スパーキングサマーカップ」とは逆に、鞍上に主戦の吉田稔ジョッキーを配し万全の構え。
しかしながら、少々調子落ち気味なのが心配なところ。
前走も格下の馬の勢いに屈した形になってしまいましたし、ここのところのレースぶりをみても本来の先行力がすっかり消えてしまっています。
しかし枠順から考えれば、今回はやはり先行したいところ。
その辺りは吉田稔騎手も重々わかっていることとは思いますが、ただそういったレースが実際にできるかと言えば少々疑問です。
まあ、ここのところ差して勝つことも多くなってきていますし、あまりこだわるのは一番良くないことなのでしょうが、はてさて。。。。


今回の一番の有力馬といえば、やはり金沢から参戦の10番マヤノオスカーでしょうか?
度々この名古屋の地に参戦し、結果を残している馬です。
「ゴールド争覇」優勝をはじめ、去年のこのレースも2着に健闘しています。
前走も同じく金沢の雄ビッグドンとコンマ差のないレースをしてきていますし、調子は良さそうです。
実績、調子などから考えれば、一番手評価も十分ありえます。
ただ何と言っても、わずかな実力差であれば騎手の腕でどうにでも変わってしまう小回りの名古屋競馬。
金沢のリーディングジョッキー、吉原寛人騎手の腕にも勝利への比重が大きく懸かることでしょう。


面白いと言えば、JRAから転入2戦目の6番ケイアイフウジン
前走「ルビーオープン」では、名古屋の名バイプレーヤー、戸部騎手のマサアンビションの2着に頑張りました。
馬場慣れ、コース慣れが期待できる今回、自慢の先行力でペースを握れば、一発大穴もあるかも知れません。
何と言っても先行有利な名古屋競馬。
馬場状態も彼に大きく有利に働くものと考えられます。
もしかしたら”頭”まで?
・・・少なくとも馬券には押さえておきたい一頭です。


狙えるところといえば、ここまででしょうか?
去年の東海桜花賞馬マヤノモーリス、比較的先行力があって安定しているシンメイガルダンも上位入線する力のある有力馬ではあるでしょうが、勝つまでとなると・・・・・?
名古屋のトップジョッキー、安部幸夫騎手、丸野勝虎騎手の信奉者ではある私ですが、さすがにここは食指が動きませんね。




<私の予想>

 ◎ マヤノオスカー
 ○ ウイニングウインド
 ▲ ケイアイフウジン
 △ アスターバジル
 × マヤノモーリス

一応、5頭挙げましたが、馬券は上位4頭に絞ります。
たぶん、よほどのことがない限り、それで間違いはないでしょう。
それでも配当は、たかが知れているとは思いますが。。。
今回に関しては、どれが一番人気になるのか全く読めませんが、逆にこの4頭には集中することでしょう。
上位4頭の三連複BOXなら間違いはナシ?
でも、トり紙覚悟でしょうね。(笑)
勝負するなら、馬単、三連単。
ケイアイフウジンが頭なら結構高配当になるでしょうが、でもやはりこういった大きなレースで大畑騎手はちょっと狙えないかなぁ~!?
私が順番をつけるなら、やはりこの印通りです。
あとは当日の気配重視でしょう。




個人的に応援しているのはウイニングウインドですが、でも今回は応援馬券を買ったらまず100%トり紙ですね。(笑)
それでも、名古屋では迷ったら吉田稔。。。

昔ッから、決まッとる!?

・・・・・これもマンザラ、間違いでもないです!?(笑)
それでも私は、あくまで今回は”○評価”ということで。。。。。
まったくもって、保証はいたしませんが。(笑)








それでは、また。









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