日本の生協は法律上、政治的中立が要請されていることになっているが(私見では生協法の曲解であるし、当該条項は改正されるべきだと思う)、英国では協同組合運動を基盤とする政党、協同党Co-operative Partyがあり、1918年から活動している。労働党と選挙協定を結んで活動しており、現在ではほぼ一体化してしまっているが、法的には両党は別々の組織である。
労働党と協同党の双方から擁立された(すなわち協同党が関わった)候補者は"Labour and Co-operative Party"の名で活動し、議会内では労働党会派に属している。
今次の英国総選挙の労働党大勝の勢いを受け協同党も躍進し、過去最多となる43議席を獲得、議会第4党となっている(労働党会派内なので独自の行動はないと思われるが)。獲得した議席の中には協同組合運動発祥の地(と書くとやや語弊があるが、birthplaceと書かれていたのでとりあえずそのまま直訳)、ロッチデールRochdale選挙区も含まれている。
最新の画像[もっと見る]
- 山内栄治『流氷のかんざし』 2ヶ月前
- リシャルド・カプシチンスキ『帝国』 9ヶ月前
- 『物語 東京民医連史I』 1年前
- 十三夜 2年前
- 十三夜 2年前
- 美馬水力電気の故地を訪ねて 7年前
- 美馬水力電気の故地を訪ねて 7年前
- 美馬水力電気の故地を訪ねて 7年前
- 美馬水力電気の故地を訪ねて 7年前
- 美馬水力電気の故地を訪ねて 7年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます