つらねのため息

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

へぇ~

2009-03-31 10:17:00 | 将棋
将棋:初めて「後手」勝ち越し 08年度公式戦

年度末らしいニュースですね(笑)。
リンク先によると「1967年度に統計を取り始めて以来、初めてのケース」とのこと。「08年度の公式戦は30日までに2323局あり、後手番の1167勝1156敗(勝率5割2厘)。31日には1局しかなく、勝ち越しが確定した」そうです。

先手番が少し有利というのは半ば常識化していて(一手先にさせますし)、棋士総会で振り駒の公平性を調べようという提案もあったような気がします(実際に調べたところ大差はなかったのではなかったか)。

結構、将棋界的には大ニュースなのではないでしょうか。

『まちと暮らし研究』No.4

2009-03-03 09:42:04 | お仕事関連
ぼくが編集にかかわっている勤務先の季刊誌、『まちと暮らし研究』の第4号ができました。
以下目次など。



『まちと暮らし研究』 No.4
2009年3月2日発行
持続可能なまちとは何か

<目次>
・発刊にあたって
・市民活動がつくる持続可能なまち 青山やすし
・持続可能な地域への期待 保井美樹
・大学生が担う地域コミュニティ形成
 ―多摩ニュータウン内商店街と大学・学生の関わりから― 野々村直登
・東京は持続可能なまちか? 大西隆
・超高齢化コミュニティの暮らしの未来
 ―新宿区戸山団地の場合― 成富正信
・大久保 終わりのない変化を続けるまち 山本重幸
・商店街とまちづくり
 中野区商店街連合会 折原烈男会長に聞く
・持続可能な都市―環境サステナビリティ政策の視点 田中 充
・自治体の地球温暖化対策 魚住隆太
・持続可能な都市づくりに向けて─東京都の地球温暖化対策 大野輝之
・東京のはじっこから訴える持続可能なまちづくり
 ―江戸川・足温ネットの取り組み 山崎求博
・東京の自治探訪④東京都制をめぐる論戦
 ─帝国議会衆議院東京都制案委員会 林 和孝
・研究所からのお知らせ

いーかげんにしてほしい

2009-03-03 00:12:51 | 将棋
今日、将棋のA級順位戦のネット中継において大変な事態が起こってしまったようです。LPSA名誉理事長・弁護士 錦織淳氏の緊急声明が出ていますので、まずはそちらをお読みください。

松本博文さんと米長邦雄日本将棋連盟会長との間で何かが起こっているということは、これまでもそれぞれのブログHPからうかがい知ることが出来ましたが、なぜ、多くのファンがおそらくは1年で最も楽しみにしている今日、このような事態にならなければならなかったのか、甚だ理解に苦しみます。

少なくとも、現状入手できる情報から考えれば、日本将棋連盟が正当な理由なく、松本博文さんをネット中継から排除したように推察されます。連盟側にも言い分があるでしょうから、それを何らかの形で明らかにし、松本博文さんが排除されねばならなかった理由をできるだけ多くの人が納得できるような形で公表すべきです。

また、当事者である毎日新聞も報道機関として、また名人戦の共同主催者として朝日新聞とともに、事実を明らかにするべきです。

これまでも、名人戦の移管問題や、女流の独立問題など将棋連盟の対応は常にわかりづらいものでした。今回はそのようなことのないよう、しっかりと情報を出してほしいと思います。

そもそも、日本将棋連盟は財政的に厳しく、そのことが上記のような問題を生み出す原因となっていたと記憶しています。そのような中で、今後ある程度の成長が予想される、ネット中継のような分野で、少なくとも短期的には明らかな後退となるような事態に立ち至ったこと自体、非常にわかりづらい対応と言わざるを得ません。

連盟はネット中継の今後をどう考えているのか、そのヴィジョンを示すべき時でもあるように感じます。

今後も、充実したネット中継が行われること、また多くのファンに納得のいく説明が行われることを一ファンとして切に連盟に求めます。

また、そのようなことが行われていない現状では、錦織淳弁護士の「緊急声明」をもとに考えざるを得ません。少なくとも現状では同声明に深い連帯の意を表するとともに、同声明にあるように松本博文さんが従前通りの業務を引き続き遂行できることを心から求めます。

日本将棋連盟は今回こそファンの目線に立った真摯な対応をとるべきです。