つらねのため息

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

Musical Baton

2005-06-27 23:11:56 | Musik
【Total volume of music files on my computer】
(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

iPodとの関係上mp3ファイルの統合に使っているiTunesの表示によると7.96GB。
平均からすると多いのかな、少ないのかな?

【Song playing right now】
(今聞いている曲)

Warning/Green Day
もうちょっと早くこれを書いていればJackson BrowneのRunning on Emptyで決まりだったのだが、昨日sinくんからこれが送られてきて以来、起動するたんびにこれを流すようになった。American Idiotも大好きなアルバムです。
ポーズだけでも最近の音楽を聴いてるってことをアピールしておくという目的もあってここに書いてみました。(つまりあとは古い曲が続く…)

【The last CD I bought】
(最後に買ったCD)

Flight to Jordan/Duke Jordan
最近何の気なしに図書館で借りたBeauty of Scandinaviaを聴いて以来好きになったジャズピアニストの作品。BlueNote作品を東芝EMIが1500円で叩き売っているのをうちの近所のCD屋さんが20%引きで売っていたので(つまり1200円)迷わず購入。彼のピアノの音はすごく好き。

【Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me】
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

Hey Jude/The Beatles
ぼくとビートルズとの出会いとなった曲。よくある話だが中学の英語の先生が授業中にかけてくれた。ビートルズ=Rock=うるさいっていう(今思えば勘違いもはなはだしい)固定観念を崩してくれた曲。もっともこの曲のB面ではジョン・レノンが「革命だっ!」とか何とか言って大騒ぎしているんですが…。それ以来中学時代のお小遣いは大半をビートルズ関係のCDに費やすことになった。この曲の入ったPast Masters vol.2はぼくのコレクションの中でも最も古いものの一つである。
ただし「出会い」というのはやや正確さを欠く表現で、先生が一番最初にかけたのはHello, Goodbye。「こんにちは」「さようなら」って言ってるだけの曲だから、確かに英語初学者向けだ。ちなみにこの曲ビートルズにポール・マッカートニーが残した曲の中で唯一、一続きの歌詞が曲のタイトルになっていない曲である(最初のタイトルはHello, Helloだったらしい。これだと「もしもし」になっちゃうからやめたとか)。

I just wasn't made for these times/The Beach Boys
そのポール・マッカートニーが絶賛したというビーチボーイズ(っていうかほとんどブライアン・ウィルソンのソロワークに近いけど)の傑作アルバムPet Soundsの中の一曲。山下達郎氏の卓越なライナー・ノーツによれば名曲ぞろいのPet Soundsの中でもベストトラックらしい(なんか権威に寄りかかった文章だなあ)。
まあ、Pet Soundsの中ならどの曲でもかまわなくて、とにかくこのアルバムは選ぶのが「5曲」ではなく「5枚」だったら確実に筆頭にあがっていたであろうお気に入り。

I can't hold on/Karla Bonoff
EaglesやLinda Ronstadtなんかの系譜に属するWest Coastの女性シンガー、Karla Bonoffのデビューアルバム"Karla Bonoff"からの一曲。Linda Ronstadtに曲を提供したことから注目されたらしい。決してめちゃくちゃ上手いって分けじゃないんだけど、「LAの清楚なお嬢様」って感じの表現が嫌味じゃなくよく似合う。最近のお気に入りの中の一人です。

Deacon Blues/Steely Dan
バーバさんに教えてもらったスティーリーダン、彼らの最高傑作といわれる1977年発表"Aja"からの一曲。スティーリーダンは1972年デビューのドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの作曲チームを中心としたグループ。ちなみにAjaは漢字で彩と書き彼らの友人が結婚した韓国女性の名前とか。曲の内容はよくわからんけどとにかくスタジオミュージシャンを駆使して作り上げられた完璧な音の世界は見事としか言いようがない。スティーリーダンはデビュー当初一応バンドだったらしいのだが、二人が完璧さを求めてスタジオミュージシャンを多用した結果、メンバーが次々に抜けて行き、二人だけになってしまったという。その結果開き直った二人が到達した地点がAjaだったわけですが。もともとロックよりジャズを愛好していたというだけあって非常にJazzyでそこがまたいい。

恋愛症候群/さだまさし
ぼくが最も愛好する日本人ミュージシャンの一人、さだまさしの曲。笑い所をつくりながらもコミックソングにしないところはさすが元落研という感じ。最近再発されたグレープ時代の伝説のライブアルバム『三年坂』も必聴!

【次の5人】
勝手に指名していいのかよくわからんがとりあえず無許可リンクを張ります。受けてくれてもいいし、スルーしてくれてもかまわんし。
これはブログをもってる人じゃないとやっぱまずいんかな?

西紅柿/ALBATOROSS ARMY

@リーダー/突撃!昨日の晩ご飯2☆

sin/無駄にブログ

かせれい/カセのブツヨクブログ

グラン/グランな部屋

欧州憲法の批准手続き延期

2005-06-18 02:04:22 | 海外のこと
しばらくデンマークのサイトをチェックするのを怠っていたら、こんな重大ニュースが飛び込んできて、あわてて各サイトをチェックしてみた。
EUが批准手続きの最終期限を取り消し、デンマークでも国民投票を少なくとも一年間延期することを決定したようである。世論調査でも延期するべきという声が過半数を占め、それでも実施された場合否決されるという結果が出ていたので仕方がないといえば仕方がない。社民党のThorning-Schmidt党首の言葉を借りれば「我々は明確さを求めたが、それを得ることはできなかった」というところだろう。面白いのは賛成派である社民党も反対派である極右・国民党もともにこの決定を歓迎しているところである。もちろん前者は時間かけて憲法を通そうというのに対し、後者はこのまま批准阻止につなげて意向というのだからスタンスはだいぶ違うけど。
しかし、この考える時間(taenkepause)がプラスに働くかマイナスに働くかはまだわからない。反対派に有利な素材が今後出てくれば投票の機会は永遠にないかもしれない。一方、各種報道によると、この延期に伴い再びキャンペーンを行なったりせねばならないため、その費用はデンマークだけで数百万クローナ(1クローナ=約20円)かかるらしい。
さて、今後どうなるか。

スイスがシェンゲン協定に参加

2005-06-06 14:39:43 | 海外のこと
ついにスイスもシェンゲン協定に参加するとか。これでEUとの人の行き来がフリーになる。EU懐疑派が席巻するヨーロッパにおいて、久々のヨーロッパ統合の前進です。
ただやはり賛成と反対が拮抗しているので、ヨーロッパ統合への道のりは前途多難ということも同時に言えるわけで。今回も極右政党が国民投票に持ち込んだようですが、やはりなかなか一筋縄ではいかないというところでしょうか。
しかしヨーロッパ統合にとっては大きな一歩である事に違いはない。統合されたヨーロッパがどのようなものになるかは別としても。

EU憲法はノーサンクス!

2005-06-04 00:10:30 | 海外のこと
デンマークの世論調査で一気に反対が賛成を上回ったみたい。これまでは「わからない」が多いながらも賛成派が勝っていたのだが。ここ一週間で大きく変わったようである。
調査会社によってばらつきはあるけど大体反対40%、賛成30%といったところ。ちょっと前までは賛成派が35~50弱いたので大幅な後退である。これは否決の連鎖がとまらないかもしれない。いやそもそも批准手続き自体が中止に追い込まれるかも。イギリスの出方も気になるところ。はてさてどうなることやら。


欧州憲法をオランダも否決!

2005-06-02 23:07:43 | 海外のこと
欧州憲法をオランダも否決。これはいよいよ憲法条約も死に体の様相を呈してきた感じ。投票率も高かったし、反対が60%を越えたし、オランダのハリーポッターことバルケネンデ首相もこりゃ窮地に追い込まれたって感じである。
何よりフランスと共通するのは主要政党のほとんどが賛成していながら否決されるっていう点。EUのかかえる「民主主義の赤字」は深刻である。EU研究者には悪いけど、やはり深化と拡大を急速に進めすぎた感は否めない。少なくともちょっと立ち止まって考えるべき時なのかもしれない。

この結果はデンマークの投票にもだいぶ影響を与えそうである。社民党首脳部の発言がだいぶ後退し始めている。Nejという人はいないけど、批准の意義が失われたのではないかって言う感じの発言がなされているようだ。一応首相は国民投票を実施する方針を変えていないようだけど、果たしてどうなるのかね。EUの方でも何らかの動きがあるだろうし。イギリスがどう出るかも見もの。今年のヨーロッパは面白い。