つらねのため息

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

B.I.T.C.

2023-01-27 01:12:10 | 生協・協同組合

twitterを見ていたら、こちらのtweetが目に留まった。

 

現在の小笠原生協は米軍統治下、Bonin Islands Trading Company.という会社だったが、上記ツイートとそのツリーによると、琉球貿易会社RITC、WCTC西カロリン諸島貿易会社が米海軍の指令で同時に三つできたとのこと。

BITCは日本復帰時に生協法が適用されるが、生協法の適用にすべきとしたのは、1968年小笠原諸島の復帰にともなう法令の適用の暫定措置法制定の際の議論にあるとのこと。こちらはよくわからないが「第58回国会 衆議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第2号 昭和43年3月21日」の議事録を紹介しているブログ記事があった。

議事録から転載すると以下のとおり。

現地の住民の自治組織といたしまして、五人委員会があります。その機構、権限、運営状況が今回明らかになりました。この組織は百ドル以下の民事裁判及び軽犯罪についての裁判権を持つ小笠原裁判所、ボーニンアイランズ・コートの裁判官の選出を行なったり、俗にBITCといっておりますボーニンアイランス・トレーディング・カンパニーという一種の生活協同組合ともいえる日用品供給団体にも関係を持っております。住民は、五人委員会、カウンシルがどういうふうに今後なっていくか、あるいはBITCの機能、すなわち生活必需物資の需給ということでございますが、これらの事項の存続について希望を表明しております。当面これらの問題について現住民に不安のないように、住民の要望を十分考慮して考えていく必要があるのではないかというふうに認められます。

この報告をしているのは「一月十八日から二十七日まで政府小笠原諸島調査団の団長として現地に派遣された」守谷道夫説明員。この名前で検索すると「小笠原諸島現地調査団調査報告の概要と復帰に伴う施策の概観」という『ジュリスト』401号(1968年7月)の記事が出てくるので、このあたりは一度目を通してみると面白そう。

 

 

 


柵口温泉

2023-01-09 00:31:03 | 日記

こどものころ、良く親に連れられてきていた温泉に帰省のついでに一泊する。当時は日帰り入浴で来ていただけだが、今回は宿泊。

良く一緒に来ていた祖母が亡くなって随分経つし、その頃にいとこたちとよく遊んでいたコインゲーム機もなくなっていた。

それでも、辺り一面の雪景色も温泉のお湯も変わらない。

雪国

橋

ダム

白黒の世界

FUJI X-T20

Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm f2.4

2023年1月4日撮影